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食べちゃダメ?“お天気学園”毒キノコ教室!

“お天気学園”教師にして、自然サービス妖精会社“お天気屋”
サービススタッフのテルボーを“アニキ”としたう、
かつてのはぐれザル、モン次郎。

今年のバレンタインデーに、結婚式をあげて、
テルボーもうらやましい限り、と思ったら…。
息子の“こじモン”のことで、悩みがあるようす。

「テルボーのアニキ〜。じつは息子の“こじモン”が、
なんでも口に入れて、食べようとして心配なんでやんす」
人間のみなさんのお子サマでも、よく聞く“あるある”だけど。

ちょうど“毒キノコについて”の野外授業に行くところで、
「おサルのみんなは、キノコはあまり食べないはずだけど、
いっしょに勉強してみる?」と、モン次郎親子をお誘い。

学園ちかくの“ウダツ山”に着くと、さっそく授業開始。
「エ〜。毒キノコには、ツキヨタケやテングタケなどがあり、
シイタケに似てるので、注意してほしいと思っテル。
“ワライタケ”もおもしろい名まえだけど、毒キノコだから…。
あと、派手な色のキノコは、毒があると思われがちだけど、
かさが赤っぽい“タマゴタケ”みたいに食べられるのもあるヨ」
テルボー、“キノコ入門”の本をしっかり読んで、
めずらしく“教師”らしくしテル。

「アニキ〜、さすがでやんす!こじモン、ちゃんときいて…。
オイ、木にのぼって枯れ葉をかじるんじゃない!
“きのこチョコ”あげるから、降りてきて〜」
テルボーの授業に感心しつつ、新米パパ=モン次郎、
いつものてんてこまいぶりを見せテル!

いっぽう、ヤンチャ妖精のテルタとテルッチは、
授業そっちのけで、ケンカ中…。
カミナリ一族のピンキーが、親せきからのおみやげで、
持ってきてくれた“雷おこし”のおかしとそっくりな石を、
テルッチに食べさせようとして、大さわぎに。

授業の手伝いにやって来た、女子社員テルミィーも、
「テルタ君、ダメッ!」と、めずらしくお叱りモード。

でも、テルボーおニイちゃん大スキな、テルナナは、
今日だけ?優等生のクラス委員。
「みんな〜、マジメにキノコの勉強しよ!」
と、呼びかけるのでした…。

自然と歴史の勉強につかわせていただきます。決して、飲み代宴会代にはいたしません byお天気屋