テルボーの熱中症教室、気がつけば…
冬には、よくカゼをひくテルボー。
今は夏だけど、人間の皆さんを見習って、
ゴーグルとマスクをつけて、
風とおしのよい外で、熱中症教室!
「熱中症にならないために、水などの
のみものを飲んで、ウチワで風をおくろう!」
(“お天気学園”はヤマノウエで、すずしいから、
冷房はいらない…)
と、いっしょうけんめい話していると、
午前中でも、真夏のハレルや・サンは、
ジリジリと照りつけて、たちまちテルボーは、
息が苦しくなってしまいました。
ちょうど、さし入れののみものや、
スイカ、トマト、キュウリを持って
やって来た、テルジーの手もかりて、
みんなで木かげで、休けいすることに
しました。
「ゴーグルとマスクをはずして、
ぬれたタオルをわきの下にはさんで、
氷まくらで頭や首を冷やして……」
と、心配しながらも楽しそうな、
ヤンチャ妖精たちに、体でもって、
教えるのでした。
そこへ、とつぜんあらわれた
カッパの子、“コガッパ君”…。
「コガッパ君にも、キュウリあげてネ」
妖精じゃなく妖怪のコガッパ君にも、
やさしさを忘れずにいたい、
テルボーたちでありました。
自然と歴史の勉強につかわせていただきます。決して、飲み代宴会代にはいたしません byお天気屋