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テルボーは“モッコウバラ”⁉︎テルミィーのバラ授業

5月はバラの季節ー。
ってことで、植物学者をめざすテルボー、
授業でバラをあつかうことに。

でも、お花については、
かつて毎月“お花だより”のコラムを担当していた
テルミィーのほうがくわしいことに気がついて、
「エーッと、今日はテルミィー先生にバラについて、
お話してもらいます」と、まさかのオマカセ⁉︎

ちょうど、最近まで、バラ園のお手伝いをしていたテルミィー。
「日本では、春と秋がバラの花がキレイな季節です。
バラの花が元気なのは、気温が20〜25度ぐらいで、
風通しが良く、水はけの良いところです。病気や虫に弱く、
育てるのがむずかしい花だといわれます。でも、バラの園芸種は、
いま1万種以上あって、世界中で愛されてます!」

「さすがテルミィー!」と、テルボーが感心しテルと、
「でも、バラのトゲってちょっとコワイ…」とテルナナ。

テルミィー先生によると、
「バラのトゲは自分を守るため。人間の皆さんは、
家のまわりに生け垣として植えて、ドロボウさんよけにしたり、
野生動物さんと住み分けるのに、利用したりします。
バラの仲間には“モッコウバラ”っていう、トゲがなくて、
香りの良いバラがありますヨ」

それを聞いたテルタとテルッチ、
「オー!ミスター“モッコウバラ”テルボー。
トゲなしで、やさしい!」と、冷やかされ…
バラ色ほっぺで「ええとッ、バラは見るだけじゃなく」
と、急に学者らしくなったテルボー。
「テルミィー、説明して…」やっぱり説明はオマカセ。

「ハイ、香水やハーブティーの材料につかわれます。
ヨーロッパでは、貴族の紋章になってたり、プリンセスの名が
つけられたり、永遠の“愛と美のシンボル”にふさわしいお花です」

そこで、どこかから、白い野バラを見つけた鬼っ子ピンキー、
「ノバラ、ライライラララライ♫」となぜかノリノリ、ゴキゲン?

それにしても…。
妖精男子たるモノ、トゲがあるほうが良いのか、
ないほうが良いのか…ビミョーになやましいテルボーでした。

トゲがあるほうがスキ?キライ?

自然と歴史の勉強につかわせていただきます。決して、飲み代宴会代にはいたしません byお天気屋