ウルトラマンティガ4話視聴感想

ウルトラマンティガ4話視聴。

人間の心の勝利、私はそう呼びたいです。



初っ端から意味深に雑談で登場する探査船「ジュピター3号」。その名前の通り木星に向かったっきり、消息不明らしいです。その直後に現れる謎の怪獣が現れます。

……旅立って消息を断った宇宙船、直後飛来する怪獣。初代のジャミラ回を連想してしまったのは私だけ?サブタイも「サ・ヨ・ナ・ラ地球」で微妙に似てるし。

当たらずとも遠からずなのですが。


この怪獣は、エネルギーを求めて動く意思のない存在がジュピター3号を乗組員3人ごと取り込んだ姿でした。地球人の恐怖を読み取って造形してる、とか。……どうりで機械的なのに気持ち悪くて不気味なわけだよ。


防衛隊へ上層部からくだった指令は、「怪獣を攻撃せよ」。確かに、放っておく理由にもいかんしな、と思いつつ、もやもや。

上層部よ、まさかとは思うが「怪獣の正体を明かすこと無く葬り去れ」なんて言ってないよな? ジャミラの二の舞いにならんよな?

いやジャミラと違って、この地球ではちゃんと捜索してくれてましたがね!? 一般人に発表はせず「聞かれなかったから答えなかった」で通すのも可能かと存じますが、せめてご遺族には明かすよな? な?(圧)



外側からの攻撃は聞かない、と分かったことで、内部コンピュータに家族の写真を送り込み、システムを乗っ取り返すという機転で解決に至ります。

最後に飛び出ていった3つの光。3人の乗組員は宇宙を目指します。彼らはアストロノーツ、星の航海士です。彼らは宇宙になったんです。

……なんてカッコつけましたが、そう希望を持ちたいのです。最後の力を振り絞って地球を救ってくれた、彼らに。

乗組員の男性に、息子さんがいたから……その子が将来、仕事でも旅行でも何らかの形で宇宙へ行って「会いに来たよ、父さん」なんて言ってるところまで妄想して泣いてました。


科学と人間の理性。ウルトラマンだけでは絶対に解決出来なかったこの出来事。

やはり、ウルトラマンには防衛隊……というか、その地を守る現住生命体の仲間が確実に必要なんです!!!

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