ウルトラマンブレーザー7話視聴感想

ウルトラマンブレーザー7話視聴。

今回も「日本の民話」系統。どちらが正しいかは、後世の歴史のみぞ知る。



怪獣研究の第一人者、横峯万象博士は隊長の恩師。それを知った副隊長の反応が可愛い。

分かります、分かりますとも。大学時代は文学専攻の身、いろんなところにレポートの資料求めて飛び回ったものです。その時に聞き覚えのある憧れの先生を「私教え子だったのよ」とか言う先輩に「羨ましいー! どんな人でした!?」と副隊長と同じ反応してました。

先生と専門分野意外に合う趣味が一つでもあると意気投合できるものです。そこから新たな先生紹介してもらってさらにマニアックな研究を知って行く、という沼。大学の講義って面白いのはホントに面白いんですよね。レポート地獄だったけど、楽しかったなぁ。



今回の怪獣は天弓怪獣「ニジカガチ」。漢字で書けば、「虹蛇神」。天弓=虹ですので、虹に特化した相手ですね。大好物です、こういう話!民話系統大好き!

横峯博士が呼び出したということですが、あの儀式がどうにも最終的に生贄になりそうで怖いんですよね。博士自身が「神とも言う」って言ってたじゃないですか。神様を祭り以外で不用意に呼び出すとロクナコトにならんって……


「人間も自然の一部です!」と隊長が主張しますが、博士は耳を貸しません。マッドサイエンティストならぬ、狂気の民族学者に……突き詰めすぎてSAN値チェック失敗のアイデアロール成功しちまったんだろうな。

博士の言い分も分かる所あります。人間ほど地球を破壊している生物は居ません。でもね、しっかり前を向いて生きてる人がいるんです。そして、それを護ることを生業としてる筆頭が、貴方の教え子「ヒルマゲント」なんですよ。

防衛隊である以上、博士に「NO」を突きつけなければならない立場の隊長。彼の本心はこの短い話数ではあまり分かっていませんが、少なくとも「人々を助けたい」が第一理念にあるでしょうし……つらいなぁ。



少し気になったのが、変身間際の行動。目が覚めれば、普段の彼なら一言くらい言いそうなんです。生存報告して抜け出して変身しても、いくらでも言い訳はできます。なのに、呼びかけを無視して変身。…これ、本当に隊長の意識?ブレーザーじゃない?ちょっと疑惑が残ります。


ブレーザーの初敗戦。

後ろが山で本当良かった…。


人間と自然に対して考える回になりました。

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