ウルトラマン80、3話視聴感想
ウルトラマン80、3話視聴。
あれあれ、矢的先生?相原先生にホの字(死語)ですか?(にまにま) うーん、見事に相手されてない(笑)
と、思いきや、今度は生徒同士で取っ組み合いです。ミドリちゃんが元彼シンイチくんを振ったところ、今彼と元彼でゴタゴタに。
あっちゃー……これは双方の意見を聞かないとどうにも言えませんが……恋人をとられた方としてはつらいかも。はてさて、女の子が移り気なのか、男の子が恋も覚める行動取ってしまったのか。
中学生の恋愛なんて、両方ありそうな気はしますがねぇ。
…………中学時代に恋人居なかったんで実際は分からんけども(笑)
今回の怪獣はマイナスエネルギー……つまり人の負の感情から産み出されたものです。今回の「ホー」は題名の通り「失恋怪獣」。失恋の悔しさ、憎しみ、恨み、悲しさが核。
ユングの心理学では、感情を押さえ込み過ぎると「影」として実体化してくる、という考え方をします。それは身の回りの「嫌な奴」だったり、幻影だったり様々。
こうして考えると、ホーを出してしまったシンイチくんにとって、「ミドリちゃんの今彼」も「怪獣ホー」も、総じて「影」だったんだろうな。
矢的先生が過去の恋愛も語ってくれます。故郷にいた頃、ですから、これは80の過去の恋愛譚ですね!
きっとお相手は、楽器をくれた80少年を「友人兼夢を応援してくれる大切なファン」とか思ってたんでしょう。だって、そうでないと楽器とか気持ち重たくて受け取れないです。
自分の大切な「友人」からもらったら、大切にしますよ。
苦いけど、青春の思い出ですね、先生。
……あと、光の国ってお金あるんだ。バイトして楽器買うなら、お金流通してないといけないしね。
ユングの心理学では「影」を消す方法として、「あなたはぼくだ」と受け入れる、ということがあります。
「止めろ!止まれ!」と叫んだ時点で、ホーは彼の心の一部なので、シンイチは自分の心に向かって命じてます。
また、エピローグでシンイチは「彼と一緒にいたミドリちゃんに挨拶できた!」と笑顔を見せます。挨拶って、「あなたを受け入れる準備ありです!」という意思表示でもあります。威嚇して攻撃的な輩に心開かないでしょう。挨拶できた、ということは、そういうことです。
中学生でここまで激しい恋ができるシンイチはある意味幸せ者かも。