ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガⅢ視聴感想
ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ3視聴。
一人の勇者の誕生。ヒカリサーガ、完結!
宇宙警備隊入りの試練を課されることとなったヒカリは「メビウス」からのウルトラサインで、不審に思いながらも惑星アーブへとやってきます。緑豊かで美しかったあの星は、今は荒野が広がるばかり。砂をさらさら触れる光景が切ない。
そこへいきなり光線が! シルエットはメビウス…なんですが、なんかおかしい。違和感マシマシ。一発で「メビウスではない」と気づいたヒカリに、今度は「ハンターナイトツルギ」が出現。この卑怯で嫌な手を使ってくる変装得意の星人といえば…
やっぱりお前か、ババルウ星人!!!
鎧がないお前など弱い。今すぐ負けるか、下僕になるか選べ。言われてもちろん、彼は抵抗します。
……ババルウ星人って、口開くんですね。ババルウ星人は雪女だった…?
凍らせて、怒りや憎しみを引き出そうとする敵に、ヒカリが言うんです。
「俺は、ウルトラマンだ」
涙が溢れました。
たった一言、それだけです。でも、昭和みて、メビウス制覇した身として、その言葉がずっしり心にきました。
そ呼応したのが、わずかに残っていたアーブの意識。美しい結晶が地中から数本突き出て、覆っていた氷を溶かします。
全く公式に関係ないし勝手な解釈なんですが…地中から出てきた結晶は、アーブがまだ個人個人で別れて存在していた頃の、防衛を担っていた個体のものだったらな、と。ウルトラマンがピンチになったとき、真っ先に駆けつけて助けに入れるのは「防衛隊」です。あのシーンを、どうしても「ウルトラマンの危機を救う防衛隊」に当てはめたかったオタクの戯言です、はい。
アーブの呼応で「勇者の鎧」を纏うことになったヒカリは、アーブの「ツルギの予言」を思い出します。
「天空より舞い降りし勇者、光の鎧を纏い、アーブの大地と一つにならん」
ここに繋がったーーーっ!!!
ここから無双です。ババルウ星人を圧倒!ここの主題歌がまた涙を…
不利を悟った奴は、捨て台詞を吐いて地球へ向かいます。
ウルトラの父から宇宙警備隊として認められたヒカリは、メビウスが戦う地球へと急ぐのでした。
そして本編の登場へと繋がる訳ですね!
余談ですが。
クレジット見ててぎょっとしました。ウルトラマンキングとババルウ星人の声優さん、同じでした。
……声優さんって、すごいなぁ。