甘えたい
夫のことは信頼している
別れたいとは思ってない
体をゆるせるのも夫だけだ
私にとって夫は特別な人だ
でも
夫の前で泣けない
おならは出来る
腹が立つことは言えない
こうして文字にしてみると
何かわかりかけたけど
出来事の分類がまだできない
私の母が父親を頼らず
弱音をはかずに
自分の楽しみは封印して
夫のお金の尻拭いと
こどもの事
家の事
仕事
出来る限り周囲に迷惑をかけないよう
極力まわりにも頼らず
生きる姿を
20年以上みていたから
とにかく弱音をはけない
助け合いのやり方を知らない
私は今、44歳
迷惑をかけずに
生きることは無理だ
とは感じることができた
私の中で
夫の胸で
かなしみやくやしさを癒す
涙を流せたなら
何かがとけていく気がしている