第二回障害者自立支援協議会全体会にいってきたよ。
年度末にある全体会。
大きな協議事項としては2つ。
①障害者計画、障害福祉計画及び障害児福祉計画について
②専門部会からの提案事項について
です。
今回は早めに資料が届いて、全体会の前にゆっくり見ることができたのでよかったです。
障害者計画、障害福祉計画及び障害児福祉計画について
こちらは策定部会に入っていて過程を見ていたので特にコメントすることはありませんでした。強いて言えば「計画通りに進むと素晴らしいなー」くらいです。どうしても10年ほど前に言われた「計画は計画ですから」という言葉が頭をよりぎます。
率直に言うと「どこまで近づけるかな」くらいでしょうか。
計画通りにいくのはだいぶん難しいと思います。理想は高く、ということかと思いますが・・・。
難しいと感じる理由は2つ。
一つ目は、現状の把握に時間がかかってる割に精度に疑問があることです。「アンケートをとっている」とのことですが、それで現状把握できているのでしょうか?
私もこのアンケートに記入しています。「利用したいのに利用できない」側なので、現状通り書いています。でも、現在十分利用できている人は万が一、利用日数が減るかもしれないような現状があった場合それを書くでしょうか?
相談支援専門員からも委員を選出するように再編されるそうなので、少しでも現状を正しく把握してから計画立案し、細分化して実行していってほしいと思います。
二つ目は、目標達成への過程がわからないことです。
前回の計画が達成できなかったので引き続き今期で達成を目指します。ということがあります。
なぜ達成できなかったかという理由に「募集をしたけれど集まらなかった」という趣旨のものが多いのです。「なぜ集まらないのか?」を考えない限り、これからも計画が実行されることはないと思います。
どうやったら人を集められるかを、事業者の本音や実際に働いている人などの声を聞いてみない限り難しいんじゃないかなと思います。
もう、「やりがい」だけじゃ無理です。
やりがいが持てるような「実現可能な計画」があれば違うかもしれないですが・・・。
専門部会からの提案事項について
私が所属していた重度障害児の入浴検討部会から、要望書がだされました。約1年かけて話していた膨大な情報をコンパクトにわかりやすく要望書にしてくださった事務局に本当に感謝です。
どうやら正式にはここから協議がスタートするので、進捗を聞きたいと意気込んでいましたが進捗どころか、ここからスタートという・・・。
正直、どこまで家族でやれるかわかりません。
最近、どんどん不安になります。
私の複雑なおもい
先日、相談支援専門員さんがモニタリングで来られた時に「もう、お風呂が難しいし、放デイにもあまりいけないし、レスパイトケアどころか、きょうだい児の行事にもまともに出席できないのが辛くて入所が頭をよぎります」と言いました。
相談支援専門員さんのまとう空気がいっきに変わりました。
どんな風に思われたんでしょう。
黙ってしまわれたので「施設と話したらいいんですかね?」というと声を振り絞るように「未成年はまず児童相談所との話になります」と言われました。
いつもニコニコしているから、まさかそんなことを考えているとは思われなかったんでしょうか・・・。
でも、考えてみてください。
コロナ渦で緊急事態宣言がでたとき、みなさんものすごいストレスを抱えられていましたよね。それに対して色んな損失について議論されてました。いやー、驚きました。ほんの数か月のことで・・・。
私はそんな生活が10年以上続いているんです。
でも、私のストレスについては「仕方ないじゃん」の一言です。
仕方ないんだけど、たまには誰かと約束して出かけたいし、旅行も行きたい。「うまくいけばいける」って言わずに、何か月も前からワクワクしてその日を迎えたい。
贅沢な願いだとは思うけど・・・。
でも、計画が実行されるとレスパイトケアもできるそうなので3年後にはなんとかなってるかなー。