二期目の障害者自立支援協議会スタート
前期の自立支援協議会が終了してからそれなりの時間がたちまして・・・。一期で経験したことをまとめたいと本にまとめました。
初めてのkindle出版でしたが、無事に完成しました。うれしい。
本の最後で、障害者自立支援協議会二期目も参加することが決まり、第一回全体会議をコロナで欠席、専門部会に入れることが分かった、ことまでお知らせしていました。
第二期スタート!
欠席スタートの第一回自立支援協議会全体会
残念ながら、はやり病(コロナ)になったことで欠席。事前に資料をいただいているので、大体の内容はわかりました。
初めて全体会に参加したときは委嘱状の交付や会長、副会長の選任等、みなさん慣れておられて驚いたものです。
驚いたことに報告事項の中の障害者計画策定部会委員に入っていました。これが前回入っていた専門部会のようなものです。
一番最初に計画を見せてもらえるので楽しみです。
協議事項では、前回で終了となった専門部会からそれぞれ報告がありました。私が所属していた重度心身障害児(者)入浴に関する部会では、検討中なことと、要綱を作っていますということがありました。
事前資料に検討事項が書いてあり、「課題と進捗状況の管理と確認、進捗状況について協議会での説明等をお願いしたい」とあったので、次回の全体会で説明がされなかった場合、質問できるなーと思いました。
重度心身障害児(者)の入浴に関しては、娘の生活に直結することなので、どれくらいのスピードで何がどう進んでいるのかはとても気になります。
1年1年成長し、大きく重くなっていく子供の介護は「母親だからできるでしょ」でずっと先延ばしにできるものではありません。
アイデアと知恵で持続可能なサービスを市、事業者、利用者で作れることをめざしたいです。
計画等策定部会スタート
第一回はいつものがありますね。
委員の紹介やら部会長及び副部会長の選任諸々・・・。
あとはスケジュールの確認。3月の全体会に完成する必要があるのでタイトなスケジュールです。素案は市と業者の方で作られているので、どこまで具体的なことをいれてもらえるかということになるかなと思いました。
部会スタートの数日前に素案が届きました。
まだ具体的な事業は書いてありませんが、アンケート結果や施策の体系、基本目標5つなどがありました。
基本理念・基本視点は大事
子供のころ、新学期にはクラス目標を決めたり、運動会のスローガンなどを決めていたことを覚えています。なんでそんなことをやるのかわからなかったし、クラスは平和に1年過ぎればいいし、運動会は楽しかったらそれでいいと思っていました。
でも、それを思っているのは自分だけじゃないかもしれないんですよね。「スタートラインをそろえて」「ゴールを共有する」ことが大事ってことを大人になってから気が付きました。
実は、今回の会議で「基本理念」の文言に対して質問や意見が殺到しました。私が初めて読んだ時は「それっぽい感じの文章」だったので、特に注目もしていなかったのですが、他の方の質問や意見を聞いて「え、そんな風に考えられるんだ」と驚くばかり。
基本理念、深く考えると難しそうだからと考えないようにしていたんだと気が付きました。確かに、「こんな言葉使ってあるけど実際どうしたいの?」とか「大きな夢もいいけどもう少し現実によせたら」とか思うことはあります。なんというか、10年たっても言葉も実態も変わってないんだったら、文言少し変えてみませんか?みたいな・・・。
委員の意見でどれくらいかわるかはわかりませんが、少しでも具体性があがるといいなと思います。
会議の悩ましいところ
いつも思うこと。
「資料の読み上げいらない」
事前に資料をもらってるから読んでるし、質疑応答だけでいいんじゃないかなーって思う。もしくは、資料の中で強調したいところだけとか。
今までは、読み上げで時間が終了していたのかもしれないけど、今回は意見がたくさんでるので時間が押しまくりで・・・。
もっと話を聞きたいのに、私は子供の迎えがあるのであまり時間が伸びると先に失礼することになるんです。
会議終わってから、他の委員さんとも話がしたいのに・・・。
計画たてたら誰がすすめて誰が進捗管理するの?
これ、長く委員をされている人が聞かれていました。
計画をたてるけど、進捗管理はどうなっているのか?って。
そして、そもそも計画を立てる人と実行する人は違うけど、実行する人はこの計画に賛成しているのか?とか。
明らかに大風呂敷を広げすぎてるだろうことや、10年近く「やる」といってるのに全く進んでいないこともある状態。
実はニーズがないのか、もしくはハードルが高すぎてできないのかすらわからない状況。(わかってるかもしれないけれど私にはわからない)
委員の任期が3年で、1年目に計画等策定部会、2年目に課題抽出部会、3年目に検討部会となっています。
実際にやることを検討するまでは委員ですが、その後どうなったかはもう一度委員になる以外方法はありません。さらに、また同じように1年目、2年目、3年目・・・となるので、過去のことは置き去りになりがちです。
福祉って、医療や教育とも大きく関係しているし、簡単に成果は出ないし、そもそも成果って何?って感じだし、数年単位のプロジェクトも組みにくそうだし・・・。経済が回りそうな感じもないし、手間とお金がかかるわりに目に見える成果とかなさそうだし・・・。
なにより「家族でやることじゃないの?」ってのが根底にあるし・・・。
次回にむけて
次回は、もう少し具体的なことが出てくる予定です。また、会議の直前に資料が送られてくるとのことです。
重度心身障害児のことでも興味はありますが、教育にもものすごく興味があります。
学校での「支援」は学校によっても先生によってもものすごく差があります。高校受験もあるので、どこの中学校にいくか、どんな先生にあたるかで人生が左右されてしまいかねません。
人手不足の学校に対して、どのような計画があるのかも注目していきたいと思います。