55歳で英検1級 1発合格ストーリー③
夏からの勉強(試験半年前)
オンライン英会話
使用したコース
4月からの3か月は新部署に移ったこともあって、たまに単語アプリのミカンを眺める以外には勉強する時間はほとんどとれませんでした。勉強を始めたころは、「6月の第1回は無理だろうから、夏から勉強して10月で受けたいな」と考えていましたが、とてもとてもそこまではたどり着いていませんでした。7月末まで、過去問も一度も解いていません。
7月末になって、1か月ほど仕事の忙しさが緩やかになったので、やっと重い腰を上げてオンライン英会話を始めることにしました。この時、ネットで人気があるものの上位2つを試してみて、その中から私が選んだのはQQイングリッシュです。
QQEnglishにした理由は、講師がすべてTESOLを保有しており、独自のアプリでレッスンを受けられるため、通信状況もとても良いと感じたからです。もう一つ体験したのが、オンライン英会話 hanasoでした。hanasoはzoomを使ったレッスンで、いきなり最初から音声が聞こえなかったり、これは悪いというわけではないですが、講師は自宅からつないでいる人もいました。一方、QQEnglishはすべて会社のブースから授業を行っており、講師は制服を着ており、日本人的には「ちゃんとしている」という印象を受けました。また、レッスンはすべて録画されており、後で見返すことができるというのも魅力に感じました。
私が申し込んだプランは1回25分のレッスンが付き30回受けられて、10648円くらいでした。この値段は、他から比べるとちょっと高いかもしれませんが、お気に入りの講師の予約ができるので、予約代が別にかかるオンライン英会話のことを考えると、一概に高いとも言えないと思います。こちらのオンライン英会話を7月の末から、1次試験を受ける1月下旬までほぼ毎日受けていました。なので、4500分、75時間の会話時間を積み重ねました。
私がよく利用していたのは、General Subject Communicationといって、いろんな話題について、講師と英語で話すものです。まず単語の意味を英語で説明しなければならないので、レッスンの前にはケンブリッジ英英辞典でその単語を英語で説明できるようにする準備も必要でした。
1か月の間はレッスンの時間は比較的自由に取れましたが、また仕事が通常に戻ると、レッスンは大体朝6時から受けていました。そのため、5時起きをして、息子の朝ご飯やお弁当を用意しつつ、レッスンに備えていました。
また、夏に今までの過去問を印刷して眺めていましたが、長文の量にびっくりして、これはとてもとても太刀打ちできないなと感じたものです。とりあえず語彙問題を解いてみましたが、あまり覚えていないのですが、半分も取れていなかったのではないでしょうか。
夏の間は、オンライン英会話をやっていることでなんとなく勉強している気になって、そのほかのことはまだ手を付けていない状態でした。
2021年の8月末まで私はまだそんな状態でした。