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旅立ちの時(看取り介護)
相談室の窓から見える紅梅が見事に満開になってきて心が穏やかになるハナハナです。
生活の場での看取りを推進され、特養でもここ数年、力を入れているものに「看取り介護」があげられます。
当然、ハナハナのいる特養でも看取り介護に取り組んでおり、下半期だけでも4人の方をお看取りさせていただきました。
先日のお看取りさせていただいたケースです。
飲み込みの問題もあり全く食事がとれなくなって、1か月。
水分のゼリーだけで過ごされました。
それもいよいよ難しくなり中止して5日…職員の見守る中で旅立たれました。
その1時間前も息子さん・娘さんが面会に来られ微かに頷かれるなど反応も見せられ、その前日まで、職員の冗談に対して笑みを見せてくれるなど不思議なほど穏やかに過ごされた看取り期でした。
今回職員が職員が立ち会えたのもICTの機器を併用しながらの見守りが行えたことに要因があるように思います。
出来れば旅立たれる時には誰かに見送られながらが一番ではないかな。
そんな、想いをサポートしながらその人にとって穏やかで安心できる最期を過ごしていただけたかなと自画自賛させていただいたケースでした。