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田舎の夜

ゴールデンウィークに父の赴任先である秋田に行ってきた。久しぶりのthe田舎だったため,夜の暗さや緑の多さはもちろん、ドラッグストアに行った時に東京では即売り切れのコスメが置いてある感動も久しぶりに味わった。
小学校の時からおばあちゃんの住む福岡に休みの旅に帰っていたので、前からずっと思っていたのだが、田舎の夜は人の死や人々が日々色んな場所で忙しなく動いていることの凄さを実感させてくれる。田舎の夜は早いため,10時頃真っ暗な道路を車のライト一つでずんずんと進んでいると急に虚しくなり、気づくと自分、そして大切な人のことを思い直してしまう。あの時私の手を握っていたおばあちゃんは私の目の前で焼かれて骨となり,今は星となっている。昨日行った観光センターのおばさんは私が学校で退屈そうに授業を受けている時もずっと同じ場所でこの街を見守っている。そしてパパはいつも1人でこの小さい家に1人で暮らし,朝早く出勤して夜遅く帰ってきているのだと。

そんなことを考えてしまう。

私はもっと私の生活や私の人生を自分自身で実感しながら生きていかなければいけないと思った。

全然夜の写真じゃないけど綺麗だったから

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