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永遠性を求めて~家庭のような國づくり

1995年1月17日
阪神・淡路大震災が発生し、死者6434人を出しました。
同じ1月、当時の天皇皇后両陛下は被災地をご訪問なさいました。

皇后陛下は泣き崩れた被災女性を、思わず抱き寄せられました。

そうして被災地を後にされる時、上皇后陛下はバスの中から手話で「頑張って下さい」と、見送る被災者達を励ましになりました。

愛情主義の模範を天皇皇后両陛下はお示しになられました。
両陛下は独裁者ではなく、一家の父母の様なご存在です。
親は家族全体の幸せを願い、家族は親孝行を目標に頑張ります。
これが家庭の姿です。
その家庭を大きくしたのが、日本の国です。
他国の君主は、力や恐怖で統治しています。
日本の天皇は違います。


田中英道先生が日本について、ある動画で次のように言われていました。「日本は縄文時代から『家庭』を単位として愛の秩序が軸にあった。
日本は縄文時代から『家族』『家庭』を単位として生きてきた。
それが一万年も続いたので、家族を大切に思う精神が根付いた。
日本は、家族愛の秩序が常にある。
それによって平安が生み出される。
これが人間にとって基本です」と。

我が国は天皇陛下を親とした一つの家族のような国です。
その歴史には永遠性があります。

これが日本のお国柄です。
一方、他の世界はそうなっていません。

例えるなら…ある家族がいるとしましょう。
その家族には何等かの理由で両親が居ません。
すると、兄弟姉妹の誰かが親の役目を果たすことになります。
親の決め方には三通りあると思います。

一つは
『番長』のように他の兄弟を力で支配する形。
こうして世界は『軍事大国』が覇権を握る番長時代が続いてきました。

或いはまた『お金』の力で権力を振るい、
他の兄弟を支配する『成金』社会があります。

そして三つ目の形は『民主主義』。『兄弟主義』とも言えます。
今の世界は恰もこの民主主義が理想であるかのように思われがちです、

しかしこの三つは、どの形態も
全て親がいない、孤児だけが集まった孤児院の世界と言えます。
孤児は愛情に飢えています。
ものを見るにも斜めしか見られません。
この脆弱な社会を正しい社会にするたった一つ方法。
それは、親を迎えることです。
人類は最終的に、父母主義時代へと発展するべきです。
家庭の中で親は君主ですが、愛する子供には
オムツを替えるにしても奴隷のように仕えて、幸福感に浸ります。

中国やディープステートが行っている暴力やお金による支配は
上下関係、即ち弱肉強食主義が世界を覆っています。
ピラミッド組織です。
しかし父母は自分より我が子を上に上げようとする愛情主義です。
イエス「偉くなりたければ仕える者となりなさい」言われました。
ですから逆ピラミッド、または木の組織となります。
 
真の指導者とは、その人格において人を動かせる人です。
支配される側が喜び、支配され続けたいと願う体制には永遠性があります。
日本は建国以来一度も滅びずに日本として存在している単一王朝国家です。愛と信頼による管理は、
叱ることも、束縛することも必要ありません。
尊敬する人には優しくても従いたいし、監視されない時にこそ頑張りたくなるものです。
弱肉強食の力を根拠とした世界は、いずれ崩壊する運命にあります。
人類は世界という巨大な組織の指導国家を選ぶ段階に来ています。
アメリカや中国のような力による覇権争いには必ず限界があります。
人類は決して崩壊することのない永遠の発展を願っています。
愛情主義を中心とした人格大国の到来を希求しています。
日本は建国以来、愛情主義に基づいた『家庭』を国家の基軸としてきました。
私たちの家庭が、世界平和実現への第一歩です。


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