Waves Platinum買ったから全プラグイン理解する
セールで安くなっていたので購入しました。全プラグインの内容理解するためにまとめます。Logicでの表示順でまとめるために機能順じゃなくてA-Z順に書いていきます。DTM初心者なので解説は出来ません。
AudioTrack(EQ+コンプレッサー)
EQ+コンプ/エクスパンダーゲート。
EQは4バンド。コンプのRasioを1未満にするとエクスパンダー(音のピークの引き伸ばし)になる。別々でMIXするよりCPU負荷が軽い。
C1 Compressor(コンプレッサー)
ベーシックなコンプレッサー。Peak Refarenceモードにすると潰した音量を自動でゲインアップしてくれる。
C4 Multiband Compressor(マルチバンドコンプレッサー)
4バンドのマルチバンドコンプレッサー。レシオの代わりにレンジで圧縮す
る。S/Bypでその帯域のみを有効化、無力化できる。
DeEsser(ディエッサー)
ベーシックなディエッサー。基本プリセットから男性/女性を選んでスレッショルドで処理するのが基本。
Doppler(その他)
ドップラー効果を生み出すプラグイン。Track Timeがかかる時間、Center Timeが真ん中に到達する時間。
Doubler(ダブラー)
音を重ねるプラグイン。音に厚みを持たせたり、音を広げたりすることができる。
Eddie Kramer Drum Channel(EQ+コンプレッサーなど)
有名エンジニアのEddie Kramer氏監修のドラム用プリセット付きエフェクト。ドラムの種類を設定したあと、お好みでコンプやEQを調整する。
eMO-F2(フィルター)
ライブ向けにチューニングされたハイパス/ローパスフィルター。左右でカットする帯域を変えることができる。
eMO-Generator(その他)
サイン波、ホワイトノイズ、ピンクノイズを発生させるシグナルジェネレータ。音響測定用。
eMO-Q4 Equalizer(EQ)
ライブ向けチューニングされた4バンドEQ。F2と同様に左右で独立したEQ処理ができる。
Enigma(モジュレーション)
シンセの知識がまだないので詳しくはわからないが、「音をねじったり、曲げ伸ばしたり、押しつぶしたり」するプラグイン(公式文ママ)
モジュレーションの定番らしい。
GTR 3(アンプシミュレーター)
シンプルなアンプシミュレーター。Amp、Stomp、Tool Rack、Tunerに分かれている。Tool Rackがオールインワンモード。
Greg Wells ToneCentric(その他)
有名エンジニアのGreg Wells氏監修のアナログ感を持たせるプラグイン。
バンド系の音楽に適している。
H-Comp Hybrid Compressor(コンプレッサー)
コンプ音と原音をミックスできるコンプレッサー。Analogノブを回すと倍音を付加できる。Punchノブでアタックを圧縮から開放できる。
H-Delay Hybrid Delay(ディレイ)
ディレイ前とディレイ後の音をミックスできるディレイ。LoFiボタンを押すとサンプルレートの低下した音を出せる。
IR-L Convolution Reverb(リバーブ)
実際の反響データをもとに、リアルなリバーブを付与するプラグイン。リバーブ前とリバーブ後の音をミックスできる。
L1 Ultramaximizer(リミッター/マキシマイザー)
L1 LimiterとL1 Ultramaximizerの二種類あり、リミッター機能のみとマキシマイザー機能付きで分かれている。独特の歪みっぽさがある。
L2 Ultramaximizer(マキシマイザー)
L1より歪みが少なく、味付けが少ない。またリリースタイムを自動で設定できる。音をクリアに大きくするならこっち。
L3 multimaximizer(マキシマイザー)
通常版と低レイテンシモードが有る。マルチバンドのマキシマイザー。L2の進化版。
Linear Phase EQ(EQ)
マスタリング用に位相ズレが起こらないEQ。600Hzまで3バンドのLowbandと16000Hzまで5バンドのBroadbandがある。CPU負荷が大きいので最後に挿すのが吉。
Linear Phase Multiband Compressor(コンプレッサー)
マスタリング用に位相のズレが起こらないマルチバンドコンプレッサー。EQと同じように多用出来ないので最後に挿す用。マキシマイザーの前に挿すと効果的。
LoAir(低音系)
1オクターブ下に波形を追加して低音を増強するプラグイン。サブウーファー用の低音域チャンネルを追加することもできる。
MaxxBass(低音系)
LoAirが低音をオク下を追加するのに対し、Maxxbassは倍音を付加するもの。Renaissance Bassよりかなり細かく設定できる。
MaxxVolume(コンプレッサー)
一般的なコンプレッサーと違い、大きな音はそのまま、小さい音だけ持ち上げることができるプラグイン。大きい音と小さい音で別々にスレッショルドとゲインを設定できる。
MetaFilter(フィルター)
EDM向きのいろいろなエフェクト効果があるモジュレーション付きフィルター。
MetaFlanger(フランジャー)
音がぶわんぶわんするやつ。フランジャーの知識がそれぐらいしか無いのでくわしくなったら加筆する。
MondoMod(トレモロ・パン・ビブラート)
トレモロとパンとビブラートが一つになったプラグイン。音を揺らしたいときはとりあえずこれ。
MV2(コンプレッサー)
Maxxvolumeの簡易版。Maxxvolumeと違い大きい音と小さい音で別々にスレッショルドとゲインを設定できない。
OneKnob Driver(歪み)
ノブを回すと歪みを与えるプラグイン。強めにかければディストーションのようになる。
OneKnob Pumper(サイドチェイン)
ノブを回すとサイドチェインの効果をかけれるプラグイン。
PAZ Analyzer(アナライザー)
音を正確に把握するためのアナライザー。周波数、左右の広がりと音量を確認できる。
PS22(その他)
モノラルの音源をステレオに広げたり(Split)、ステレオの音源をさらに広げたり(Spread)することができるプラグイン。
PuigTec EQs(EQ)
ハードウェアモデリングのEQ。広くコントロールするEQP-1Aと中音域中心にコントロールするMEQ-5の二種類あり。
Q10 Equalizer(EQ)
1,2,3,4,6.8.10バンドのEQ。それぞれQ1,Q2…と別々のプラグイン扱い。バンド数がめちゃくちゃ多いこと以外は王道のEQ。
Renaissance Bass(低音系)
Maxxbassと同じハーモニックエンハンサー。シンプルな分直感的に操作できる。
Renaissance Channel(EQ+コンプレッサー)
RenaissanceシリーズのEQとコンプレッサー、ゲートを一つにまとめたもの。両方使うときはこっち。
Renaissance Compressor(コンプレッサー)
シンプルなコンプレッサー。Electro/Optoの切り替えやWarm/Smoothの切り替えで味付けが可能。
Renaissance DeEsser(ディエッサー)
周波数モニター付きのディエッサー。なぜかWideBandモードがある。
Renaissance AXX(コンプレッサー)
楽器用のダイナミックレンジを整えるのに特化したコンプレッサー。圧縮した分が自動で持ち上がるようになっている。
Renaissance Equalizer(EQ)
2,4,6バンドのEQ。定番のEQ。
Renaissance Vox(コンプレッサー)
AXXが楽器用なのに対して、こちらはボーカル向けの簡単コンプレッサー。
S1 Stereo Imager(ステレオイメージャー)
音の広がりを調整するプラグイン。Padなどに使うと効果的だか使いすぎると音圧が下がるので注意。
Sibilance(ディエッサー)
自動で歯擦音を検知して勝手にコンプレッサーしてくれる便利なディエッサー。Detectionでかかる範囲を設定できる。
Smack Attack(トランジェントシェイバー)
トランジェント(アタックの更に前、ギター弦の擦れる音など)を調整するプラグイン。ドラムの奥行きを整えることなどに用いる。
Submarine(低音系)
Loairのように低音を付加するプラグイン。Loairと違い2オクターブ下の超低域成分を追加できる。
4種類の低音系を比較したWavesの記事。
SuperTap(ディレイ)
2,6タップのディレイ。基本的なディレイとして使ったり、ハース効果を用いたステレオイメージャーのような使い方もできる。
TrueVerb(リバーブ)
音質変化の少ないルームリバーブ。Dimension、Room Size、Distanceの3つの値でリバーブのキャラクターを決定していく。
UltraPitch(フォルマントピッチシフター)
声質の変更や、ハモリの追加、ダブリングなど声にまつわる様々なエフェクトをかけられるプラグイン。ピッチシフター機能のないShiftとボイスを追加できる3Voice、6Voiceがある。
V-Comp(コンプレッサー)
NEVE2254というヴィンテージコンプレッサーをモデリングしたプラグイン。豊富なプリセットがあり手軽に使用できる。
V-EQ3/V-EQ4(EQ)
Neve 1066、Neve 1073(V-EQ3)Neve 1081(V-EQ4)というヴィンテージEQをモデリングした3/4バンドのEQ。素早くトーンを作りたいときはV3、より柔軟に中域をコントロールしたいならV4がおすすめ。
Vitamin Sonic Enhancer(エンハンサー)
マルチバンドで調整できるエンハンサー。EQでは補えない立体感を作りたいときはこれ。ステレオイメージャーのようにも使うことができる。
VU Meter(VUメーター)
一般的なVUメーター。ピークメーターと違い、平均的な音量を示すので、人間の聴覚に近い音量を示してくれる。
Tune-LT(ピッチ補正)
ピッチ補正ソフトTuneの廉価版。ツールが少ないなどの欠点があるが、ピッチ補正として最低限は使える。
以上。めちゃくちゃ多かったし、それぞれどう動かすのかはまだ理解しきれていないが、とりあえずどんなプラグインがあるのかは理解できた。一覧としてみなさんもご利用ください。