「答えはクライアントの中にある」を論理的に説明したい【コーチング】
記事を見つけていただきありがとうございます。メーカー人事・コーチのはなごえと申します。
さて今回のテーマですが、コーチングの基本哲学というかコーチなら誰もが持っていて、この意識がないとコーチングはできないと言って良いほど重要な「答えはクライアントの中にある」という信念について考えたいと思います。
以前の記事で書きましたが、私は社内でコーチングを広めたいと思っています。
ただ、私が勤めているのはメーカーで、働く人たちはゴリゴリのエンジニアがほとんどです。そのため基本的には根拠があって論理的に説明できないことは信じてもらえず、スピリチュアルな説明では受け入れてもらうことができません。
なので、弊社内でコーチングを広めるためには、この「答えはクライアントの中にある」という基本的な信念も論理的に説明できるようになる必要があります。
「やってみればわかる」とは思いますが、腑に落ちないままわかるまでトライしてくれる人はいません。
というわけで今回は「答えはクライアントの中にある」を論理的に説明することにトライします。
そもそもコーチングの中でクライアントが考えるのは、正解のないことです。
そしてコーチングの肝となるのはセッションそのものではなく、「セッション→アクション→セッション→アクション…(目標達成まで続く)」というプロセスだと思っています。
となると、正解のない問いを考えつつ、考えたことを行動に移すにはクライアントが自分で考えたアクションプランでなければやる気が起きません。
だから「答えはクライアントの中にある」というのは、クライアントが正解を持っているということを言いたかったのではなく、コーチングを有効に機能させるためにクライアントが答えを出すのをしっかりサポートしながら待ちましょう。そんな思いが込められているのではないかと思いました。
つまり「答えはクライアントの中にある」というのは、
コーチングを機能させるための基本姿勢を表した言葉
なのだということを、現時点での私なりの説明とします。
そもそも私の説明に用いたいくつかの前提が正しいのかわかりませんので、本当の意味で論理的に説明することはできていないと思いますが、まずは自分の中で納得しました。
今後誰かに説明するときには今回考えた説明でどんな反応があるか試してみたいと思います。
もしこの記事を読んでくださったコーチの方がいましたら、ぜひ皆さんなりのお考えを聞かせていただけるとうれしいです!
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