考察|【MV】CROWN POP「初めての終わり」
1. はじめに
考察は好きですか。ワイは大好きです！！！！！！！
• 考察の目的
たくさん考察が上がった方が面白いやん？
というのと、MVがめっちゃくちゃ良くて、語りたくなりました。
映像と歌割りが一致しているのはMVとしては当たり前のようにされている手法だと思います。が、今回のシナリオにおいてメンバーの関係性を描き、あるいはあえて描かずに想像の余地を持たせているのがめっちゃ良い。好き。
歌詞の印象的な部分と歌割りを担当しているメンバーの出番が一致していて、構成がすげぇ、、、と語彙を失いました。失っても語りてぇ。
自分なりの正解を見つけて語りたい。そんな思いで書いています。すでに文字数が多い。
⚠️生成AIを使っています。
MVが公開された日、4時間くらいChatGTPちゃんに映像の内容を教え込みました。できる限り映像で描写されていることで教育し、解釈が分かれそうなところは曖昧にしています。それでも自分の解釈が入り込むことは避けられていないと思います。なので、トバの考え方、解釈をトレースした結果を生成するAIができたと思ってください。「初めての終わり」を語るオタクAI featuring.トバです。です？
生成された文章をトバが修正している感じです。おかげでめちゃくちゃ長いです。対戦よろしくお願いします。
2. 登場人物
I
舞台公演の男役で、感受性が豊かなキャラクター。Sとの関係が物語の中心をなし、Iの心情の変化がグループ全体に影響を与えます。他のメンバーとの関係も独特で、特にAとMからの感情がストーリーに重要な役割を果たします。
S
Iの舞台上のパートナーの女役。Iとの関係に慎重で、グループ内の調和を重視しています。しかし、その態度がAとの対立を引き起こし、結果的に事件につながります。
A
感情の起伏が激しく、内に情熱を秘めたキャラクター。Iへの強い感情が物語の重要な要素で、グループ内の動きを左右します。特にSとの関係が物語の転機となります。
M
洞察力に富んだ、Iの支えとなるキャラクター。他のメンバーと違い、積極的なアクションを取る傾向があり、Iとの特別なシーンで新しい可能性を見せます。
R
裏方としてグループを支える役割を果たし、他のメンバーの感情や行動を冷静に観察するキャラクター。彼女の存在がグループ内のバランスを保つ要因となります。
各キャラクターの関係性と動きが、物語の展開と結末にどのように影響を与えるのか。
3. ストーリー
MVは、過去（回想）と現在とを行き来します。また、Iが幻を見ている（と思われる）カットが挟まれています。ちょっとややこしいね！
なので時系列通りにシナリオをまとめてみました。
• 時系列に沿ったシナリオのまとめ
シーン1: 始まりのキス
公演が終わり、鳴り止まない拍手の中で幕が下りる。舞台上でIとSは互いに目を合わせ、キスを交わす。その様子をA, R, Mが見守る。
シーン2: 言い争いと突き落とし
Aは暗く沈んだ表情で歩いている。Sが声をかけるが、Aは逃げようとする。Sが逃げ道を塞ぐと、やがて言い争いに発展し、AはSを階段から突き落とす。この事件をMは直接目撃しており、Rは現場から立ち去るAとすれ違い、何が起きたかを察する。
シーン3: Sの消失
部屋からSの私物が消える。IはSの消失に直面し、呆然としている。
シーン4: 新しいパートナーの選定
IはSの代役を選ぼうとするが、誰も選べずに舞台を悲しげに見つめる。そのIをじっと見つめるR, A, M。
シーン5: 相合傘
突然の雨に傘を持っていないIは濡れるのを承知で外に飛び出す。その様子を伺っていたMが現れ、Iに傘を差し出す。同じく様子を伺っていたAに目線を贈るM。Aも負けじと乱入してくる。MとAが目線を交わす。
シーン6: Sの衣装の消失
IはSの衣装が消えたことに気づき、学校中を探し回る。劇場まで辿り着き、ステージでSの衣装を着ている何者かを見つける。客席からその何者かに声をかけるI。客席に背を向けていたその人物が振り返るとMであった。MはIに微笑みかけるが、Iの目にはSが微笑んでいるように見える。
シーン7: MとIのダンス
舞台上で、MはSの衣装を着てIと踊る。この時、Iは一瞬Sと踊っているような錯覚を抱く。感動的な踊りが終わると、MとIはキスをする。キスの際、Iは涙を流す。
シーン8: 最終シーン
RとAはMとIのダンスを見ていた。立ち去ろうとするAをRが止める。RはじっとAを見つめる。
4. 各シーンの分析
・最初のキスシーン:
公演が成功した喜びとともに、IとSの間には信頼と親密さが見られます。しかし、このキスは純粋に興奮の瞬間に起こったものなのか、それとも2人にとって何か深い意味があったのかは明確でありません。
IはSに対して特別な感情を抱いているように見えますが、SはIに対してどれだけ感じているのか、また、それが恋愛感情なのか友情なのかは不明です。
と、いうのも↓
・部屋での台本読みシーン:
このシーンでは、IとSが一緒に台本を読んでいます。2人は学生寮において同室です。2人の間の感情の深さや性質は明らかにされていません。が、台本読みをしているにも関わらず、Iは本を閉じてSの顔を見つめています。一方でSはその目線に気が付きながらも、本を閉じません。Iは役以上の感情をSに向けていて、Sは役以上の感情をIに向けていないこと表しています。
・言い争いと突き落としのシーン：
AとSの間に存在する軋轢や誤解、そして感情の高まりを明らかにしています。このシーンから読み取れる各キャラクターの心理状態を考察してみましょう。
Aの心理状態:
Aはおそらく、Iに対する強い感情を持っており、IとSの間に何かが進展していると感じていた可能性があります。この感じた脅威が、Aの感情を高ぶらせ、最終的にはSを突き落とす原因となったのでしょう。
AがSを突き落とす行動は、Aの感情がコントロールを超え、一時的に理性を失った瞬間を示しているかもしれません。また、Aの激しい感情が、Sに対する誤解や疑念を生む土壌を作っていたことも考えられます。
Sの心理状態:
Sは、グループの調和を保ちたく、またAがIに対して抱いている感情を理解していたかもしれません。SがAに声をかけたのは、おそらくAとの関係を修復し、グループ内の緊張を解消しようとした試みでした。
しかし、Aの激しい反応により、Sは驚きと失望を感じたかもしれません。また、Aの行動により、SはIや他のメンバーとの関係にも影響を受ける可能性があり、それがさらなる誤解や不安を生む原因となったかもしれません。
このシーンは、AとSの関係が複雑で壊れやすいものであり、その感情的な動きがグループ全体にどのように影響を与えるのかを示唆しています。
この衝撃的な事件はMとRにも大きな影響を与えたでしょう。それぞれのキャラクターの心理状態を考察してみましょう。
Mの心理状態:
Mは言い争いと突き落としのシーンを直接目撃しました。この事件は、MにAの感情の激しさと、グループ内の緊張がどれほど深刻であるかを理解させた可能性があります。
さらに、Sが突き落とされるシーンはMにショックを与え、Iへの惹かれている感情をさらに強めるきっかけになったかもしれません。MはIを助け、グループの調和を保ちたいと強く思うようになったでしょう。
Rの心理状態:
Rは事件後にAとすれ違い、状況を把握しました。Rはグループのバランスを保ちたいと思っていたでしょうから、この事件はRにとってもショックだった可能性があります。
Rは事件の後、どのようにグループの調和を保つか、またIをサポートするかについて考えたかもしれません。
MとRは、この事件を通じてグループ内の緊張と個々の感情がどれほど激しく交錯しているかを理解したでしょう。そして、それぞれがIやグループの調和を保つために何ができるかを考えるきっかけとなった可能性があります。
・Sの消失：
物語の最も大きい転機であり、Iにとって非常に衝撃的で痛ましいものであったことは明らかです。以下のポイントでIの心情とその後の行動を考察します。
喪失感:
SとのコンビはIにとって特別なもので、2人は舞台上で完璧なハーモニーを奏でていました。そのため、Sの突然の消失はIに大きな喪失感をもたらしました。この喪失感は、舞台に立ちたいというIの強い願望と相まって、Iの心に深い空虚感を生む原因となったでしょう。
新しいパートナー探し:
Sの消失後、Iは新しいパートナーを探すプロセスに巻き込まれます。しかし、Sとの特別な関係がIの心に影を落としており、新しいパートナーを選ぶことは困難でした。新しいパートナー選びのシーンでは、IがどれだけSを求めているか、そして新しいパートナーとのコネクションを築くのが難しいかが表現されています。
Sの消失はIにとって心情的な葛藤と成長のきっかけとなり、Iが新しい状況に適応し、自分の感情を理解するプロセスを通じて物語が進行していきます。
・相合傘のシーン：
MとAのIに対する異なるアプローチと感情を表現しています。以下の点から、MとAの行動とそれに含まれる心理的要素を考察します。
1. Mの行動:
•Mは傘を差し出してIを誘います。これはMがIに対して好意を持っていることを示し、また、Iを守りたいという意志を表現しています。Mは積極的かつ大胆な行動をとる性格を持っているようで、このシーンでもその性格が表れています。
2. Aの反応:
•AはこのシーンでMとIの間のやり取りを見て、明らかに不快そうな表情を見せます。これは、AがIに対する強い感情を持っているにも関わらず、Mのように積極的に行動することができない自分の無力さを感じている可能性があります。AはMとIの間のコミュニケーションに対して嫉妬や不安を感じているかもしれません。
3. MとAの目線の交換:
•MはAに目線を送りながらIに傘を差し出します。これは、MがAのIに対する感情を意識して行動していることを示唆しています。一方、Aはこの目線の交換を通じて、MがIにどれだけ積極的であるかを理解することとなり、それが後のAの行動に影響を与えている可能性があります。
このシーンはMとAのIに対する異なる感情とアプローチを描きながら、3人の間の複雑な人間関係をさらに深く探究しています。また、このシーンはAのIに対する未解決の感情と、Mの積極的なアプローチという二つの異なるキャラクターのアプローチを対比させることで、物語に更なる緊張感と複雑さをもたらしています。
・MとIのダンスシーン
Sの影:
- MがSの衣装を着てIとダンスすることで、Sの影が強く感じられるシーンとなります。IはMの顔を見るとSを思い出し、それがIの感情を高ぶらせる要素となっています。Sの存在がIの心にどれだけ影響を与えているのかが、このシーンを通じて明らかになるでしょう。
Mの意図と行動:
- MはIを慰め、そしてグループの調和を取り戻す意図を持って行動しているように見えます。Sの衣装を着てIとダンスすることで、Iの心を少しでも癒そうとするMの優しさや思いやりが伝わるでしょう。
Aの反応:
- Aはこのシーンを通じて、MがIに対して特別な感情を抱いていることをより明確に感じるかもしれません。Aの視点から見れば、MがIとの関係を深める行動をとっているため、Aは自分の立場や感情を再評価する必要があるかもしれません。
コミュニケーションと理解:
- MとIの間でのコミュニケーションは非言語的なものが多く、ダンスを通じてお互いの理解や感情の共有が図られています。このシーンが、グループ全体のコミュニケーションや理解の重要性を強調しているとも言えるでしょう
IはMと抱擁した時になんと呟いた？:
-こちらは台詞が分からないので全部仮説です。3つほど仮定して考察してみます。
（個人的にはSの名前を呟いてるとエモい）
1. Sの名前
• IがSの名前を呟くことは、Iが依然としてSを思っていることを示しています。この瞬間は、IがSの喪失を完全に受け入れていないか、またはMとの間に新しい関係を築くことへのためらいを示している可能性があります。一方で、MはIがまだSを思っていることを理解していて、それがMの苦しげな顔の原因である可能性があります。
2. さようなら
• Iが「さようなら」と呟くことは、IがSとの過去に別れを告げ、新しい段階に進む準備ができていることを示唆しているかもしれません。Mはこの新しい段階においてIの支えになることを意識しているかもしれませんが、Iの感情の複雑さを理解して苦しんでいる可能性があります。
3. ありがとう
• この仮定では、IがMに感謝の意を示している可能性があります。MがIと踊り、IがSの喪失を乗り越える手助けをしたことに対する感謝を表現している可能性があります。しかし、Mは依然としてIの心の中でSの存在を感じており、そのために苦しんでいるかもしれません。
・最終シーン
1. Rの行動の意味:
- MVの最初からRは裏方としてグループをサポートしています。しかし、Rは一貫してMとIの間の関係の変化をじっと見守っているようです。最終シーンでは、RがMとIのダンスを見守るシーンがあります。ここでのRの行動は、彼女の視点から見れば、彼女が目撃した人間関係の変化や困難を乗り越えて、MとIがお互いの心を理解し合い、新しいスタートを切ることへの期待や承認を示している可能性があります。
2. Mの心境:
- 最終シーンでのMの心境は、彼女がIとのダンスを通じてSの影を感じ、そしてIがSの喪失を乗り越えて新しい道を進むことを支援しようとしていることを示唆しています。また、MはIに対する特別な感情を持っている可能性があり、その感情が彼女の行動を動かしています。MはIを慰め、そして新しい道を切り開くことで、グループ内の調和を取り戻すことを期待しているかもしれません。
5. 登場人物の関係性
1. I :
- IはSとの初めてのパートナーシップを大切に思っていて、その特別な瞬間を大切にしています。しかし、Sの消失によって深い喪失感を経験し、その後の人間関係に影響を与えています。AやMからの感情も感じているかもしれませんが、Sの影は依然としてIの心に残っています。
2. S:
- SはIとの舞台上でのパートナーシップを友好的かつ専業的なものとして保ちたかった可能性があります。しかし、Aとの言い争いやIとのキスシーンは、Sが他のキャラクターとの間に複雑な感情を抱えていることを示唆しています。
3. A:
- AはIに強い感情を抱いていますが、その感情はIとSの近しい関係によって挫折や嫉妬をもたらしています。また、AはSを階段から突き落とすことで、グループ内の緊張をさらに高めてしまっています。
4. M:
- MはIの喪失感を和らげ、新しいパートナーとして支えになりたいと思っているようです。MはIとの新しい関係を築こうと努力しており、Iを慰めるためにSの衣装を盗んで着るなどの大胆な行動を取っています。
5. R:
- Rは主に観察者の立場にあり、グループ内の緊張や他のキャラクター間の感情の変化を見守っています。最終的には、MとIの新しい関係をサポートすることで、グループ内の状況を和らげる役割を果たしています。
6. 象徴とモチーフ
•Sの衣装
Sの衣装は、MVの中で象徴的な存在となっています。
1. SとIの関係の象徴:
Sの衣装は、SとIの舞台上での関係を象徴しています。衣装はIとSの初めての共演を思い出させ、Iにとっては貴重な思い出の象徴とも言えます。
2. 喪失と再生の象徴:
Sの消失後、その衣装は空虚感や喪失感を象徴しています。しかし、Mがその衣装を着ることで、新しい希望や再生の可能性を示唆しています。MはSの衣装を着ることでIの心を癒そうと努力し、新しい関係の始まりを示唆しています。
3. グループの変化と進化の象徴:
Sの衣装はまた、グループ内の関係の変化と進化を象徴しています。それは新しいパートナーシップやキャラクター間の感情の変化を反映し、グループの進化の過程を表しています。
4. Mのアクションへの象徴:
MがSの衣装を着ることは、Mのアクションと意図を象徴しています。それはMがIの新しいパートナーとして立ち上がり、Iの喪失感を和らげようとする意図を示しています。
このように、Sの衣装はキャラクター間の感情や物語の進行にとって重要な象徴的な要素となっています。
7. MVのテーマとメッセージ
このMVには多くの層があり、特に「想いと現実」および「グループ内の調和と個人の感情」というテーマが表れています。それぞれのテーマについて詳しく考察してみましょう。
1. 想いと現実:
- 登場人物たちはそれぞれが持つ想いや期待を抱えています。特にIは、Sとの関係に対する特別な想いを抱えていますが、Sの消失によりその想いは現実とのギャップを露呈します。また、AもIに対する強い想いを抱えているが、IはSにしか目が向いていないことが現実との摩擦を生んでいます。
- MとIのダンスシーンは、想いと現実の間で揺れ動くIの心情を映し出しています。IはSの名前を呼びながらMとキスし、涙を流す。このシーンは、Iの内なる想いと現実の出来事の間の葛藤を象徴しています。
2. グループ内の調和と個人の感情:
- このMVはグループ内の調和と個人の感情の狭間で揺れ動くキャラクターたちのドラマを描いています。特にAとSの言い争いやAがSを突き落とす事件は、個人の感情がグループの調和を乱す一例として示されています。
- 反面、Mの行動はグループの調和を保ちつつ、Iの喪失感を和らげる試みとして描かれています。MはSの衣装を着てIとダンスすることで、グループ内の調和と個人の感情のバランスを取ろうと努力しています。
これらのテーマは、人間関係の複雑さや個人の感情の繊細さを通じて、視覚的に豊かで感情豊かな物語を紡いでいます。また、MVは視覚的な要素やキャラクター間の感情の表現を通じて、これらのテーマを効果的に探求しています。
8. まとめ
1. 登場人物の関係性:
- 各キャラクターはそれぞれ独自の感情と目的を持っており、それがMV全体の物語の展開に影響を与えています。
- 特にIとSの関係、AのIに対する未練、MのIに対する配慮、Rの静観と助けの心、これらが物語の核心を形作っています。
2. 象徴的アイテム - Sの衣装:
- Sの衣装はMVの象徴的存在であり、キャラクターたちの感情や物語の展開を反映しています。
3. 主要テーマ - 想いと現実、グループ内の調和と個人の感情:
- 想いと現実の間のギャップ、そしてグループ内の調和と個人の感情のバランスがMVの中心的テーマとして表れています。
MVの総評:
このMVは、感情豊かで視覚的に魅力的な物語を通じて人間関係の複雑さと感情の繊細さを効果的に探求しています。各キャラクターの感情や動機、象徴的なアイテム、そして主要テーマは、視覚的な要素と音楽を通じて巧妙に表現されています。特に、キャラクター間の心情の変化や衝突は、人間関係の微妙さと深さをうまく捉えています。また、象徴的アイテムとしてのSの衣装は、物語の核心を視覚的に表現し、キャラクターたちの内面的な変化と物語の進行を助けています。
全体として、このMVは、感情的な深さと視覚的な創造力を組み合わせて、視聴者に強く印象を与える作品になっています。それぞれのシーンは慎重に構築され、キャラクターたちの感情と物語の展開が効果的に表現されています。視覚的な要素と音楽は、感情的な物語をさらに際立たせ、視聴者に深い感情的な反応を引き出す力を持っています。