【展覧会】富士と桜
【特別展】世界遺産登録10周年記念
富士と桜 -北斎の富士から土牛の桜まで-
2023年3月11日(土)~5月14日(日)
山種美術館にて
「太閤千代しだれ」の開花には全く間に合わず、上の画像の右側の立派な葉っぱがしだれていました。昨年の写真と比べると、だいぶ育ちましたね。
ここのところ夏日もあったのでもう袷には暑いほどですが、少し収まって北風も吹いて、着物日和となりました。”着物で美術館”決行です。
第1章 富士山を描く
第2章 桜を描く
富士山の方は「10年ぶりの展示です」だとか「揃って展示されるのは16年(17?)ぶりです」などの札が躍っていました。世界遺産登録10周年とのことですから、登録の時にまとまった展示をして以来なのでしょうか。
葛飾北斎の『富嶽百景』は前期の方も観たかった~と思いましたが、前期はこれというコピーが展示されていたので助かります。本の場合は、同時に違うページを公開するのは難しいですよね。
桜の方は、奥村土牛の《醍醐》は「これがそうかぁ」と観ましたが、《吉野》ではnoteで吉野の桜を投稿されていた方がいらしたのを思い出して、記憶に残っている写真と見比べるように鑑賞しました。
そして、私が足を止めたのはやはり、あの青味の強い緑。そうです、東山魁夷です。今回は《春静》でした。なんでしょうね、とても落ち着くのです。自宅PCの背景は《緑響く》ですし。
第2展示室は夜桜。ここは千住博《夜桜》が楽しみでした。他の夜桜も含め展示室全体が幻想的で、桜は夜と相性が良いのだなと思いました。綺麗ですがどこか妖しげでもあります。
ポストカードは厳選して3枚。なのに蚊帳ふきんも買ってるし……お花畑みたいな可愛い柄だったんですよ。かなりの確率でミュージアムショップの蚊帳ふきんは買っている気がします。一番多いのは、東京都美術館の鳥獣戯画です。
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今日は、寄付のお礼の招待券で入館しましたが、ちょっと失敗したかもしれません。次回の『小林古径と速水御舟』も観る予定で、5月20日からですからもう暑い……今日はきもの特典の割引にしておいて、次回に招待券を使えば良かった!と帰宅して気づきました。残念。
そういえば、着物を着る前にゆうパックが届いて、心当たりがないなぁと思ったら『ヘザウィック・スタジオ展』のチケットが当たったのでした。ペアだったので、もう1枚は最近頂いてばかりだった美術先輩に送ります。
先月、六本木ヒルズでJ-WAVEの公開収録があった時にこの展覧会を知り、その建物見たことがある!(麻布台ヒルズ)と、それがヘザウィック・スタジオによるものだと知ったのです。それも楽しみ~。