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【💎】続・ジュエリーの値段 ─ 工夫できるところ、できないところ
前回の『ジュエリーの値段』では、ジュエリーができるまでの構成要素についてお伝えしました。抑えられるコストは抑え、こだわる部分はこだわって。バランスを取れば納得のいくものができそうです。
今回は、抑えられる部分とそうでもない部分、今後変わっていきそうなことについて書きます。
コストを抑える工夫
金属を減らす
コストもありますが、比重の大きい金やプラチナは重いです。一般的にペンダントは10gを超えると重く感じると言われますので、使用感も踏まえて考えたいところです。
長く習っていたワックスモデリングでは、丸みのあるデザインの内側を柔らかいワックスのうちにくり抜いて薄くします。薄すぎると強度の問題と安っぽい見た目になるので、0.6~0.8mmを狙って削ります。
既製枠を使う
ジュエリー街の問屋には、石を乗せて留めるだけになっている枠を売っているところがあります。特に需要の多いエンゲージリングは、シンプルなデザインは揃っていますので、結婚情報誌の写真を見たときに「この枠、見た気がする」と思ったのです。
この時に既製枠を使ったメリットは、
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