【オーダージュエリー】パパラチアサファイアのリング
これは石持ち込みでした。スリランカ出張の際に購入されたそうで、現地駐在員が勧めるきちんとしたお店だったのではないかと思います。
我が家にあったカタログなどでデザインの相談をしたら、後からネットで探したのか「こんな感じで」と写真が送られてきました。
こういう時は、もちろん写真ごと加工屋さんに持ち込みます。宝飾時代からお付き合いのある加工屋さんでしたので、どう言えば伝わるのかわかりますし。
社長も慣れたもので
「ダイアは50パーから70パー（※）で入れとくねー」
「ですね、それ位でお願いします」
パヴェ（※）など、お任せした方が綺麗ですし。
※業界用語
50パー：1/50キャラット
70パー：1/70キャラット
読みは「ごじゅっぱー」「ななじゅっぱー」ですが、10パーななぜか「てんぱー」です。
パヴェ：小粒の石を敷き詰めたセッティング。由来は石畳
この頃はプラチナが高くて、付目（※）15gで見積りをもらっていたので収まりましたが、実際12g位あって、納品書を見てちょっと目が出ました。見積りの時の相場ですから、出来上がった時はまた多少のズレが出ます。
※業界用語２
付目：つきめ、金属の量
こういう複雑なデザインですと手で一から作ってもらうしかありません。工賃はいくらだったんだろうと調べたらそんなにかかっていなかったのですが、今なら倍ぐらいしそうです。
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