キャリアコンサルタントのスーパービジョン
キャリコンの皆さまはメルマガ等でご覧になったかと思いますが、無料のスーパービジョンは申し込まれましたでしょうか。
事前の講座だけで「もう間に合わないからいいや」と諦めた方、1/31まで申し込みが延びましたよ!(というメールも受け取っていらっしゃいますよね)
かくいうワタクシも、最初の締切(12/26?)は産業カウンセラーの方の課題があって到底間に合わず諦めていたところ、1/10まで延びたという朗報が。課題を早めに仕上げたので、事前の講座にようやく着手できました。
事前の講座を受ける→テストに合格する→修了証を申請する
という流れで、2日に分けて講座を受けてテストは一発合格したものの、修了証の発行に3日ほどかかるとあったので、ギリギリセーフかギリギリアウトか。1/9に修了証が発行されたので、ギリギリセーフでした。
申し込むと別途届くリンクから、スーパービジョンの時に使うPC環境で動作環境のテストがあり、申し込んだカテゴリに合った事例や逐語の書式をアップロードすると、予約画面が出てきました。
予約は4日後以降だったと思います。私は今は動けるので平日の昼間にしましたが、働いている方は平日夜間が多そうですね。
せっかく産業カウンセラーの方で逐語記録を起こしたのと、その時の話がキャリアだったので、コピペして流用しました。逐語は「キャリアコンサルティングの実績がない人は、ロープレの逐語でもOKですよ」というカテゴリです。ケース全体としてはキャリアではなかったので、これで許して……。
(事例の書き方がよくわからない方は出来るところまででも、と優しいことが資料にあったので、甘えてみます)
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この前段の講座でも、国がキャリコンに求めているもの、その変化について語られていました。それでこのスーパービジョンが無料で提供されるわけですね。有難や。
確かに、キャリコン増え過ぎ感はあります。数は充足したので質を高めていく、試験も更新講習も難しくなっていく、とは前回更新時の講習でも盛んに聞きました。
だったら。
「更新までの5年のうちに、一度はスーパービジョンを受けること」
これを組み込んでも良いかもしれませんね。
そのためには、1級キャリコン技能士を増やさないと……?
『第2回キャリアコンサルタント登録者の活動状況等に関する調査』が公表されています。
「キャリアコンサルタントは50代が中心、60代以上が増加し、30〜40代の減少が著しい」そうですが、まあ最初の調査から15年も経てば(国家資格化の前からということですね)ボリュームゾーンは上に移動するでしょうね。
ただ、キャリコンはある程度の社会人経験がないと、クライエントの悩みにピンとこないこともあるのでは、と思います。
最も対応が難しい相談内容に「発達障害に関すること」(20.5%)、「メンタルヘルスに関すること」(17.7%)、「職場の人間関係」(13.3%)が挙がっています。
ね、だから「私はメンタルの方はちょっとわからないんです」なんて言っていないで、そこは勉強しないと。