内視鏡祭り2024-②(植物多め)
その②は上部内視鏡(胃カメラ)と診察です。①は大腸内視鏡と採血でした。
前夜祭
夕飯は21時まで
胃の場合はこれだけですので、大腸に比べたらなんと楽なことか!
本祭
朝食抜き
胃の場合はこれだけですので、大腸に比…(略)。
違いはお茶。大腸内視鏡の日は、腸管洗浄剤を飲み切った後に温かいお茶を飲むのが束の間の至福です。
胃の場合は色のついた飲み物はNGで、当日飲んで良いのは水かスポーツ飲料のみ。検査直前までOKですので、呼ばれるまでは経口補水液を飲んでいました。
上部内視鏡(胃)
大腸内視鏡の時は、胃カメラの人が次々に呼ばれていきました。かかる時間も違いますし、着替えも少ないですから。
先客1人で今日は空いているなと思ったら、入院中の方々が車椅子で4~5人やってきました。大腸は10時が一番早いので、その前の時間は入院タイムなのでしょうか。術後の確認検査などありますものね。
着替えた私も「〇番の椅子でお待ち下さい」と言われ、色々確認の後に左腕に血管確保。生理食塩水が入っていた注射器もつけたままで待ちます。
内視鏡室に案内されて、左側を下に寝て、酸素濃度やら血圧やら心電図やら測るあれこれ(雑)が着けられます。先ほどの注射器は、鎮静剤が入った注射器に替わっています。氏名や生年月日を確認されますが、もう眠いのはナゼカシラ。ふっと電気が暗くなると、更に眠気が。
「鎮静剤を入れます」と、注射器の半分くらいが入りました。おおー結構入ったな~と、しばらくは目を開いているつもりなのですが、気づくと終わっているのが常。今回は、車椅子に乗せられたり、リカバリーベッドに移ったりしたのも全く覚えていませんでした。
初めての鎮静剤の時だけは「ウフフ、アハハ」な夢を見たのですが、最近はビジネスシーンみたいな夢ばかりです。
ふと目を開くと、隣の人は完全に起き上がっているぞ……ほどなく、その人は着替えに行きました。私はもう少し眠って、と。そのうち目覚めて、伸び上がって時計を見たり、足をブラブラさせていたら、看護師さんが来て抜針してくれました。
診察
「内視鏡の後に診察」が今回初めてでしたが、よく行われているようです。まぁ、今までは小腸にカプセル内視鏡を仕込んで帰って、受信機を返しがてらの胃内視鏡だったりしましたので、ちょっと特殊だったのではと思います。カプセル内視鏡の画像解析は時間がかかるようですから。
画面の内視鏡画像を見ながら、問題なしと言われました。
「チョー綺麗でしたよ。大腸もポリープなし、胃はピロリ菌の気配はないし、胃底腺ポリープだけでした」
ただ、血液検査がまるで栄養失調だった("Low" ばかり)ので、引き続きタンパク質強化計画を続けないと。
後夜祭
植物観察
さあ、カルミアとエゴノキを見に行きましょう。雨上がりなので、カルミアの「雄しべ、ピヨン」(触ると雄しべがピヨンと立つ)はダメでしょうか。
ずっと工事中だった一角がマツキヨになるようで、商品が搬入されているところでした。その植え込みにカルミアが!なかなかのセンスですわよ。
インナーマッスルが鍛えられた(かも)
大腸内視鏡が終わった後に、お腹が筋肉痛になるのはわかるのです。カメラを進めるのに腸が引っ張られますから、普段自力で動かさないような筋肉まで動いてしまうのでしょう。
しかし、なぜ胃カメラの後も痛いのか……胃は十二指腸の入口まで、わりとズドーンと行けるのに。
口内トラブル
初めての胃カメラは経鼻だったので楽々でした。しかし大学病院の検査ともなると、何かあったら取ったり処置したりがあるからか、経口のみです。初回は麻酔だけでやってみて、喉の奥にカメラが通る時にオエッとなるのは仕方ないとしても、困ったのは後々まで残る喉の痛みでした。
経鼻よりは太めのホースがざりざりと喉を通る時に、痛めてしまうようです。それが辛くて鎮静剤をお願いするようになりました。
昨年からマウスピースが変わって、漏斗状から短い筒状になりました。昨年も今年も、終わってからの喉の痛みが強いので、マウスピースが原因ではないかなと思っています。
振り返り
繰り返しになりますが、やはり面白かったのは2022でしょうか。
そもそも、この検査をする理由はこちら。