「まだ」と言っていたら、いつまでたってもできない
問合せをしたら
「新しいプラットフォームなので、まだできていないところがあって申し訳ない」
という趣旨の返信がありました。最初に整えるべきところが整っていませんでした(だから当然あると思って問い合わせたら無い、と…)。
しかも、もう設立から何年も経っているのです。これで思い出したのが、3年ほどいたブラック企業です。
「まだ設立から10年しか経っていないので、できていない部分があって当然だ」
え?10年も経っているのに?
と思ったのは、転職前の企業も同じぐらいの設立でしたが
「福利厚生はほとんどないが、最低限の法律は守っている」
会社だったからです。
ブラック企業の方は華美な福利厚生で釣るのですが、法律すら守られていない有様でした。あげくに法律が間違っているのだと言い出す始末です。でしたら国会議員になって法改正すれば良いのでは。
会社というものは、5人、10人、50人、100人、300人、500人……と人数の節目で適用される法律が多くなってきます。都度対応せずに「まだ日が浅いから」「まだそんな規模ではないから」とサボッていると、追いつけなくなります。
ブラック企業は私が入った時は1,700人ぐらいでしたが、人をガバガバ採用していたのであっという間に3,000人を超えました。そうなってから何か変えるのは大変です。だから節目節目で適用される法律に対処するか、先を見越して整備しておかないといけないのです。
最初の話に戻ると、「まだ」と言っているあたりで怪しいなと思ってしまうのでした。これは直感ではなく、苦い経験からの予測です。
成長しようと思うなら、目標に合わせて先に対処しておく ── それが最高のコスパでありタイパであると思うのですが。
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