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日本では、それほど悪質な宝石についての詐欺はないと習いました。詐欺よりは「説明不足や誤解で違う石を買っていた」ならあるかもしれません。たとえば前回のフォルスネーム(誤称)です。

これはないなぁ、と思ったものをいくつか挙げてみます。


週刊誌の後ろの方にある広告

コロナ前で銀行や病院の待合室に雑誌が置いてあった頃に、日頃は読まないような週刊誌をぱらぱらめくっていました。

どん底だった俺の人生。これを買ったら運気が上がり、彼女ができて株で儲かり、新車もゲット!

みたいな

女性と肩を組んでピカピカの車の前で撮った写真が掲載されています。
(が、髪型はリーゼント風で車もヤン車なのは、写真が古くないか?とう印象が拭えず)

品物はというと、念珠です。一目見てわかる「ガラス(人造)のキャッツアイ」です。なのに、説明がおかしかったです。

深海でしか採れない貴重な天然石をブレスレットにしました!

ポセイドンの副業なの!?

いやいや、そんな貴重な石をふんだんにブレスに使って、9,800円なわけがないでしょう。

ガラスのキャッツアイは中国の土産物店でも見たことがありましたが、かの国ですら「人造猫目石」みたいなポップがついていたぐらいです。

違うよ、天然だよぉ

スリランカ旅行中に、キャンディの宿泊ホテルの宝石店に行ってみました。この旅行は完全にフリーで、車1台&運転手を手配して好きなところを回ってもらいました。宝石がわからないというドライバーさんが “Not good.” というレベルは、一体どんなものかと興味津々です。

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