【展覧会】キース・ヘリング展 アートをストリートへ
2023年12月9日(土)~2024年2月25日(日)
森アーツセンターギャラリーにて
先日の森美術館の後に行ったのがこちらでした。
第1章:Art in Transit 公共のアート
地下鉄駅構内の空いた広告に貼られた黒い紙。ここに描けば皆に見てもらえると気づいて、すぐチョークを買いに行ったのだとか。
NYからも、その本物のサブウェイ・ドローイングが来ています。チョークなので消えかかっている場所があったり、USAのAだけ消えているのはわざとかなと思ったり。
第2章:Life and Labyrinth 生と迷路
今でこそ抗HIV薬がありますが、この頃は有名人が亡くなってエイズを知った気がするような、遠い記憶です。キース・ヘリングも、ポップアートとして知っていたのか、亡くなったから知ったのか、記憶が曖昧です。
この後の部屋はブラックライトがついていて、入ったところに「作品リストを見てみて」みたいな表示があります。ちょうど前を歩いていた人が作品リストを手にしていたのでわかりました。
第3章:Pop Art and Culture ポップアートとカルチャー
いかにクラブシーンが活発でストリートアートが隆盛だと言われても、NYは危険だと言われていた頃ですよね。
キース・ヘリングがデザインしたレコードジャケットも展示されていました。
第4章:Art Activism アート・アクティビズム
初めてのポスターは核放棄、自費で2万部!セントラル・パークで行われた核兵器と軍拡競争に反対する大規模デモで、無料配布されたそうです。
このヒロシマの向かいにあった「本を読もう」も良かったので、ポストカードを買いました。
第5章:Art is for Everybody アートはみんなのために
壁沿いの、20枚からなるシリーズ《赤と青の物語》は、子どもたちのための作品だそうです。富裕層のためではなく、アートはみんなのもの。
第6章:Present to Future 現在から未来へ
暗い展示室に漫画のような《ブループリント・ドローイング》が色々な向きで展示されていました。80年代のドローイングを版画で再制作したもので、亡くなる1カ月前だったとか。
次の章に移る前に、スマホやカメラをしまうように案内があります。
SPECIAL TOPIC:Keith Haring and Japan キース・ヘリングと日本
表紙絵を描いた雑誌や、来日時の様子、ポップアップショップで販売されていた物などの展示です。
撮影は禁止でしたが、アイエムの記事と動画に少し出てきます。
この後、神戸、福岡、名古屋、静岡、水戸へ巡回するようです。お近くの方、お楽しみに!
ショップにて
1月の平日は、 #キースヘリング展 をつけてSNSにアップし、その画面を見せると200円引きになります。ポストカードを買おうと手に持っていた私は、それを聞いて「金額はいくらでもですか?」と聞いてしまいましたが、○円以上お買い上げという制限はありませんでした。
¥220のカードを2枚買って、SNS割引で合計¥240。素敵。
おまけ
ショップを出たところから、スカイツリー方面。
すぐ下、国立新美術館や青山霊園。
ふと下を見たら、ヘリポートが目に留まったのです。すぐ後ろの波打ったファサードは国立新美術館。ああ、だから国立新美術館から着陸するヘリが見えたのだな、と思いまして。星条旗通りを歩いていてもわかりませんが、こうして上から見ると一目瞭然。
こちら方面は緑が多いですね。並木を切り倒して複合施設なんて、本当に必要なのでしょうか……?この辺だって六本木ヒルズと東京ミッドタウンで充分でしたけど。
さて、下界に戻りつつ、3Fの森美術館ショップも見ますよ~。なんだか、ひびのこづえコーナーが凄く大きくなっていませんか。
りんごのカードを発見!白地に銀のラインなので少々見づらいですが。これだからミュージアムショップは素通りするわけにいかないのです。と、言い訳。
良い天気でしたが、帰りは冷たく強い向かい風。この辺りは地形なのかビル風なのか両方か、前に進めないほどの強風になることがあります。どうして駅直結で森タワーの地階に入れるようにしてくれなかったんだぁ!と、いつも思います。
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