ディズニープリンセスから考える女性の生き方・幸せとは…
私はディズニーのアニメ作品が大好きです。ディズニーと一緒に成長してきたと言っても過言でないほど。
今日は子供たちが自宅でディズニー作品の『モアナと伝説の海』を見ていたのですが、ふと歴代のディズニープリンセスを振り返ると面白いなと思う事があったので、たぶんディズニー詳しい方だったら気づいてることかもしれませんが記事にしてみます。
ディズニープリンセスの歴史は古く、一番最初のディズニープリンセス作品は『白雪姫』1937年公開。なんと84年前の作品なのですね。
公開年順に一覧にしてみたものなのですが、作品を見た私の記憶をたどってピンクと水色で色分けしてみました。
これは何の色分けでしょうか?
チクタクチクタク・・・
はい、正解は本編クライマックスに結婚式あげてるかどうかです。
私の記憶違いで間違っていたらごめんなさい。
美女と野獣は最後のシーン結婚式といえるのか分からないけどそれと同等ということで…(いい加減。)
で、何が言いたいのかと言うとディズニープリンセスは制作された時代ごとの女性の理想の生き方を表現しているなあと思ったわけですよね。
結婚式をクライマックスにもっていったかを一つの基準にしてみましたが、最近になるほどに結婚するだけが幸せじゃなくなってきた現代に合わせてきているんだなと思ったわけです。
一番古い白雪姫から今日娘達が見ていたモアナを比べると、どえらい違いですよね。
一方は、散々な目にあいながらもなんだかんだ最後は素敵な王子様が救ってくれていつまでも幸せに暮らせたプリンセス。
もう一方は、自分のやるべき事考えて勇気出して前へ進んで自分で戦って平和な世界を取り戻す、これからも前へ進み続ける。本編最後まで恋愛対象すら出てこなかったプリンセス(正確には村長の娘)。
できれば私だって結婚して、めでたしめでたし!いつまでも幸せに暮らしました!となりたかったし、なると思って20歳で結婚したのでした。
しかし、そうはならないのはたぶん皆さんも知っている。そしてもし万が一結婚すれば幸せになれると思っている健気な女の子がいたらそれは違うとはっきり申し上げたい。
人生はモアナのように、女性であっても常に自分がどこにいるべきか何の為に生きていくのか悩みながら自分で行き先を決めていかなくてはならないのですね。結婚しても同じ。むしろ結婚して今まで家族でもなかった人と暮らしを共にしなくてはいけない。どんなに大好きな人でもそれは大変なことなのですよね。大切な人が増えるごとに人生の航路を進むのは大変になります。
もう一つ気づくことは、ここ最近のディズニープリンセス作品には、おてんばプリンセスの横に高い確率でエンパワーメントしてくれる男性キャラクターがいることです。
プリンセスではないですが、『ズートピア』という私が好きなディズニー作品でもジュディー(ウサギ♀)の隣にニック(キツネ♂)がいるのも同様です。
現代の女性は戦わずにはいられないけど、戦うためには女性の力だけじゃなくてそれを支えてくれる男性の力が必要なのですね。
男女に限った話ではなく、人間やっぱり一人では絶対に生きていけないなあとしみじみ思う今日この頃です。
今日は、ディズニーアニメについて、最近の作品は理想の男女共同参画社会が繰り広げられているなと思ったことと、現代の女性の幸せとか生き方について考えさせられたということを簡単に紹介させていただきました。
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