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20年前のレスバの添削

オンライン麻雀ゲーム、今は「雀魂」にお世話になってるけど、過去には他のゲームで遊ばせてもらったこともある。

その中の一つ、「雀龍門」というゲームでは、プレイヤー同士でチャットができた。
(対局中は出来なかったはずだけど、チャット部屋みたいなのがあったのかな?)

そこで思いがけずレスバ(当時はこの言葉も無かった気がする)になったのを思い出した。

いま思えば最初で最後かもしれない貴重な経験であった。

それなりに印象深かったのか、20年近くたった今でも結構当時のやり取りを思い出せた。
せっかく思い出せたので、ここに書いてみる。
また、ただ書くだけというのも芸が無いので、若き日の私のレスのどこが悪かったか、添削もしてみた。

経緯

当時の私は、「雀龍門」を始めて最初に作ったアカウントで結構上の段位になることができていて、成績もめちゃくちゃ良かった。
うっすらとした記憶だが、和了率28%、放銃率10%、平均順位2.2とか。

そんな中、きっかけは忘れたけど、サブアカウントを作って
「放銃率5%以内で五段まで行けるかチャレンジ」
(何段かは忘れたけどそこそこ上位)
みたいなことを本アカウントの方で宣言して、やり始めた。

一種の縛りプレイとも言え、当然和了率や取れる順位を犠牲にすることにもなるけれど、私個人の感覚だと、楽しみ方の一つとして誰に非難されるものでもないと思って(その可能性すら思い至らず)始めた試みであった。

そうして新しく作ったサブアカの方で打数を重ね、何とか初段くらいまで登ってこれた。
その時の成績は、和了率17%、放銃率3%、平均順位2.4、くらいだった気がする。

そこで「よーし、この調子で五段まで頑張るぞー」みたいな投稿をしたのをきっかけに、ある人(以下X氏)から結構叩かれた。

思い出せる範囲で流れを書く。

レスバ内容

X氏
勝ちを目指さない打ち方はすべきではない。
あなたのやっていることは舐めプであり対局者に失礼である。


勝ちを目指していないわけではない。
着順より放銃率を優先度しているだけであり、対局者に失礼な打ち方とは思っていない。

X氏
勝ちより放銃率を優先している時点で、勝ちを目指しているとは言えない。


皆が勝つことを目指して打っているわけではない。
雀力向上を目指して試行錯誤している人もいるはずだ。
例えば『放銃率15%ある人が、10%にしたいと思って普段の自分よりオリ気味に打つ』など。
そういう人も否定するのか。

X氏
そういう人も前提としては勝つことを目指して打っている。
『放銃率を下げたい』というのは『より勝てる打ち方をしたい』という試みであり、あなたの『勝つことより放銃率の悪化を防ぐことを優先する』とは異なる。


”勝ち”の定義は人によって違う。
単独の対局を取り上げても、昇段条件が2着の人は『トップを取れなくても2着を取れば”勝ち”』と言える。
私の場合、『ある対局ではトップを取らなくても、放銃率を5%におさめながら五段に到達することを”勝ち”』と定義してやっているだけである。

X氏
『五段に到達』は各対局の勝ちを積み重ねた結果であり、”目標”と表現すべきである。・・・(略)


と、主要なやり取りはこんなところ。

20年前の記憶だが、やり取り自体はかなり再現度高く書けた気がする。
(当時私も若かったため言葉遣いなどはもっと酷いものだったが…w)

添削

改めて一連の流れを見返してみても、私の反論は終始苦しく、私の真に言いたいことが十分に言えていない。

具体的には、X氏の一番始めの主張
「勝ちを目指さない打ち方はすべきではない」に対して、
「勝ちを目指していないわけではない」と返している。

この時点でX氏の主張を認めたことになり、「皆で勝ちを目指す打ち方をすべき」という前提を置いてスタートしたことになる。

一方で、私は当時から今まで一貫して以下の考えを持っている。

「麻雀というゲームを使ってどう楽しむか、対局にどう臨むか、麻雀の打ち方といったものは個人の自由であり、他人が口を出すものではない。」

なのでそもそも、
「皆が勝つことを目指して打たなくてOK」と返すべきであった。
(少し後でぼそっと言っているが、埋もれてしまっている。)

そう返したあとの世界線も観て見たかったが、多分根っこの部分を掘り起こすことになるので、これはこれで盛り上がった気がする。


まとめ

他人同士、いつも分かり合えるものではないけれど、自分の言いたい事や根っこの部分がブレないように、時には立ち止まって自分自身を見つめ直すことも、、、

私は何を言っているのだ。

「懐古のついでに恥ずかしいことを口走る」
これは歳を重ねる毎に陥りやすくなる現象であり、常日頃から気を付けるべきことである。

おわり

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