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【photoshop】AI機能の「生成塗りつぶし」で画像の修正・拡張が一瞬でできた。
こんにちは、ハナコストックです。
Adobeユーザーの方にはお馴染みのPhotoshop。
あまりにも長年馴染みすぎていて何もかも知っていると思いきや、AI機能の導入で驚くほどの進化を遂げています!
今回はphotoshopのAI機能「生成塗りつぶし」を使って画像の修正をしてみました。
photoshopのAI機能を使った画像の修正&拡大は
こちらの記事にまとめていますので合わせてご覧ください。
では、早速いってみましょう!
生成塗りつぶしとは
Photoshopの「生成塗りつぶし」の機能は、主に以下の4つです。
オブジェクトを生成
テキストプロンプトで条件を指定してオブジェクトを作成。オブジェクトを削除
削除したいオブジェクトを選択して、テキストプロンプトなしで削除。背景を拡張
空白の背景を拡張したり、テキストプロンプトから新しいシーンを生成。無地のキャンバスに画像を作成
Adobe Fireflyのようにテキストプロンプトから画像を生成。
4の機能に関しては他の画像生成AIに任せた方がいいと思いますので、
今回はこの1〜3の機能を実際に使っていきたいと思います!
オブジェクトを生成
Midjorneyで生成したこちらの画像を使っていきます。
まずは、舞台の上にキャラクターを追加していきます。
追加したい場所に選択範囲を適当に作ります。
選択系のツールを使うと、コンテキストタスクバーが出てきますので、「生成塗りつぶし」をクリック。
![](https://assets.st-note.com/img/1712040687129-ogLf8z3Yji.png?width=1200)
プロンプト入力バーが出てきますので「うさぎ」とだけ入力して「生成」をクリック。
![](https://assets.st-note.com/img/1712035388445-Er2iNQGSzT.png?width=1200)
すると何やら、ぼんやりしたうさぎの絵が浮かび上がってきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1712034913512-12WwWxY9ZA.png?width=1200)
やはり、イラストのタッチまで生成するのは無理かなぁと思いましたが、
プロパティパレットを見ると、バリエーションが3パターン作成されています。
2つ目のうさぎのタッチは手描き風で、画像の画風に合わせて生成されていますので、これなら十分使えそうです!
![](https://assets.st-note.com/img/1712035058162-cXPMsJclQ6.png?width=1200)
生成された画像は、別レイヤーに作成されるので、取り消しも簡単です。
![](https://assets.st-note.com/img/1712045305109-pwEqQtD32Q.png?width=1200)
オブジェクトを削除
キャラクターを削除してみます。
削除したいキャラクターを選択して「生成塗りつぶし」をクリック。
![](https://assets.st-note.com/img/1712036836085-6mnif4cnwS.png?width=1200)
プロンプト入力バーには何も入れずに「生成」をクリック。
![](https://assets.st-note.com/img/1712036957385-1axuNvDjqN.png?width=1200)
するとイラストが削除され、削除後の背景もAIが判断してちゃんとタッチを合わせて描かれています。
自然な感じの仕上がりです!
![](https://assets.st-note.com/img/1712037078736-XZ7gn2QcpV.png?width=1200)
背景を拡張
拡張したい背景レイヤーのロックを外して通常レイヤーにします。
そして、ツールパネルから「トリミングツール」を選択。
![](https://assets.st-note.com/img/1712039631157-FHrrKA7DgL.png?width=1200)
トリミングツールを選択すると出てくるハンドルを、伸ばしたい方向にドラッグします。
確定はせず「切り抜きプレビュー」の状態のまま「生成拡張」をクリック。
![](https://assets.st-note.com/img/1712039914170-skjVEzB90p.png?width=1200)
プロンプト入力バーが出てきますが、空欄のまま「生成」をクリック。
![](https://assets.st-note.com/img/1712040009104-tA0O22zQ7R.png?width=1200)
するとどうでしょう!
元の画像のタッチをちゃんと参照して、背景を描き足すことができています!
![](https://assets.st-note.com/img/1712100821365-sE50WkrXg1.png?width=1200)
他のバリエーションも雰囲気がちゃんと合っていて、とても自然な仕上がりです!
すごいですね!
![](https://assets.st-note.com/img/1712100843308-HY5EbFfLCy.png?width=1200)
まとめ
photoshopのAI機能は他の画像生成AIと同様、ガチャ的な当たり外れの要素があるので、生成を何度か試してみるとイメージ通りの画像が出てくる場合があります。
こちらは舞台の「カーテンを閉める」というプロンプトで生成してみたものです。タッチも違うし窓が生成されるなど、混乱をきたした画像が生成されることもあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1712042094870-VzK5RlN4Ps.png?width=1200)
しかし、それもで十分使える機能で驚きました!
photoshopのAI機能は、修復ブラシツールや切り抜きでも、その恩恵にあやかることができます。
他の画像生成AIで作成した画像も、photoshopと組み合わせていく事で、生成画像の楽しみ方が広がりますね!