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【Midjourney】イメージ画像を参照して「sref」と「cref」で同じイラストを生成する方法。

こんにちは、ハナコストックです。

Midjourneyに画風を統一できるStyle Reference(sref)と、同じ顔のキャラクターを生成できる機能 Character Reference(cref)が追加されました。

皆さんはどうですか?すでに使いこなせていますか?
私は全然追いついていません。

今回は、画像を普通に読み込んで生成する方法と「sref」「cref」で生成する方法を検証してみたので、忘れないように記事にまとめておきます。

便利な機能なので、覚えておくといいですよね〜。

Midjoeneyの使い方がまだよく分からない方は、こちらの記事にまとめていますので、合わせてご覧ください。


では、早速いってみましょう!


イメージ画像の読み込み方法

Midjorneyにはイメージの画像をアップロードして、その画像を元に生成してもらう機能があります。

そのために、Midjorneyに画像をアップロードする必要があります。

プロンプト入力欄の「+」をクリック。

「ファイルをアップロード」を選択して、参照してほしいイメージ画像を選択します。

読み込んだ画像が表示されたら、リターンキーを押します。

今回は、以下の画像を読み込みました。

読み込んだ画像をクリックして拡大。
control(右)クリックで「画像のアドレスをコピー」を選択します。


ではここから、読み込んだ画像を元に画像を生成していきます。

入力欄の「/imagine prompt」の後に、先ほどの画像のアドレス(URL)をペーストします。
そして、以下のプロンプトパラメータを入れます。

URL:参照する画像のアドレス
プロンプト:指示内容「夫婦と子供の家族が手を繋いでいる(英文)」
パラメータ:--ar 16:9 (画像のサイズを指定)

するとこちら、読み込んだ画像を参照して、プロンプトで指示した内容の画像が生成されました。

微妙ですが色やシルエット表現が、参照されていることが感じ取れる画像になってます。


「sref」で生成する

次は、先ほど読み込んだ画像を「slef」で指定して生成していきます。
slef」は画風を統一してくれるパラメータです。

プロンプトも参照する画像のURLも全く同じものを使います。

入力欄の「/imagine prompt」の後に、プロンプトと「slef」のパラメータにURLを入れます。

プロンプト:「夫婦と子供の家族が手を繋いでいる(英文)」
パラメータ①:--sref URL(参照画像のアドレス)
パラメータ②:--ar 16:9 (画像のサイズを指定)

パラメータは「--」にアルファベットの後、「半角スペース」を入れてから数値やURLを入力します。

こちらが「sref」で生成された画像です。
参照画像と同じタッチの画像が生成されました。


「cref」で生成する

「cref」は同じキャラクターを生成する機能なので、こちらMidjorneyで生成したイラストを使用していきます。

入力欄の「/imagine prompt」の後に、プロンプトと「cref」のパラメータに上記のイラストのURLをコピペします。

プロンプト:「デジタルな世界でダンスをしている女の子(英文)」
パラメータ①:--cref + URL(参照画像のアドレス)
パラメータ②:--ar 16:9 (画像のサイズを指定)

すると、こちらの画像が生成されました。

女の子の髪型とか服装が参照されているようで、同じようなキャラクターが生成されました。これはこれで可愛いですが、タッチは参照元と随分違いますね。


「cref」と「sref」で生成

イラストの画風も合わせていきたいので、
先ほどの「cref」に、「sref」も追加して生成してみます。

URLは同じものを使用します。

プロンプト:「デジタルな世界でダンスをしている女の子(英文)」
パラメータ①:--cref + URL(参照画像のアドレス)
パラメータ②:--sref + URL(同上)
パラメータ③:--ar 16:9 (画像のサイズを指定)

すると、こちらの画像が生成されました。

sref」も追加することで、同じキャラクターでタッチも統一して生成してくれます。


Midjourneyに一度読み込む

キャラクターの顔をもっと近づけたい場合、参照元の画像をMidjourneyに一度読み込むとうまくいくと聞いたので、それも試してみたいと思います。

女の子のイラストを一度ダウンロードして、

先ほどと同じようにアップロードして、Midjourneyに読み込みます。

読み込んだ画像のアドレスをコピー。


そして、先ほどと同じ「cref」と「sref」にURLをコピペして生成してみます。

プロンプト:「デジタルな世界でダンスをしている女の子(英文)」
パラメータ①:--cref + URL(参照画像のアドレス)
パラメータ②:--sref + URL(同上)
パラメータ③:--ar 16:9 (画像のサイズを指定)

すると、どうでしょう?
先ほどよりもう少しだけ女の子の顔の感じが、参照画像に近づいたような気がします。

こちらが先ほどの画像です。

Midjourneyはランダムなので、たまたまかな?という程度ですが。

cwを追加する

sref」と「cref」には
それぞれ「sw」「cw」のパラメータを追記することができます。

  • sw(Style Weight):デフォルト100(設定値:0〜1000)
    0はスタイル統一なし、1000はスタイルの影響度が強

  • cw(Character Weight):デフォルト100(設定値:0〜100)
    0はキャラの顔のみ、100は顔・髪・服

こちらの数値を上げることで、参照度合いを制御することができるそうですが、正直よくわからないです。

試しに先ほどの内容に「cw 0」を入れて、顔のみを参照するように指示してみました。

生成された画像がこちらです。
顔だけにしたせいか、体が先ほどのイラストよりスマートになりました。

いかがだったでしょうか?
便利だけど、まだまだ思い通りにはいかないですね。

また、生成AIについて記事にしていきたいと思います。








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