AIと質問〜クールビューティで機知あるビリーアイリッシュ
神経が疲弊するほど考えすぎがちな時期は、敢えてドラマや映画を観るのが駄目なチキンな私だ。たま〜に観るとちょっと面白い「ヴォーグの73の質問」は、みなさんの能弁ぶり⁉︎に感嘆してしまう。そして自分が曖昧模糊とした感覚の中で生きているような気がしてきてならなく思えてくる。最近珍しく食いいったのは、AIがビリーアイリッシュと対談する回がとても感慨深かった。私はビリーアイリッシュを特段知らない。でも3、4曲ヘビロテで愛聴している。歌詞を知ろうとすると引きずり込まれそうになるので感性で聴くのが好きだ。それにしても、AIが本当に相手をしているのだろうか。と思う場面が多々出てくる。ビリーアイリッシュと交わすやり取りの中でAIが困惑したり情緒が育っていっているのではないだろうかと思えてくる。ビリーアイリッシュは単に答えだけを伝えない。彼女がいい質問ね。とこぼす内容は、すごく深く意味とれるようにも感じる。やり取りの際にうまれる間が非常に哲学性を感じるのだ。普段質問をされることの多い彼女が人間とAIを比較し、AIを褒めるのと彼女自身の応えの変化を伝えるシーンがある。なかなか見応えがありますよ。