またひとりともだちが減ったかと思った。
また1人、友達が減ったかと思った。
減らそうかと思った。
遂にあの子まで減らそうかと思った。
でも唯一のほとんどいない友達の中でもまだちゃんと好きな、信頼している高校の先輩に相談した。
そのお陰でまた友達を減らさずに済んだ。
自分の中の明確な基準があるわけじゃないけど、この人とずっと友達でいたいきゅうううん。てなる事ってもうあまりない。
そちらより、もうこの人嫌いだ。バスン。と扉を閉めることのほうが多くなった。
その人がいけない。相手がいけないと思っていた。
だけど、本を読んを読み最近その先輩に話して、自分で気づいたのは自分がいけないということ。
苦労の話をされたらもっと強い苦労の話を被せたくなる。マウントを取られたら、自分なりに気づかれないようにマウントで覆い被したい。(いや多分普通に気づかれている)
昔取った杵柄。
強かった頃、何かに才能がありそれに捧げていた頃、自分の中で誇れることをしていた時期の自分が今現在でも誰にも負けたくないと思っているらしい。
たまに出現(若しくは失言?笑)しては、負けず嫌いを発揮して私の心をざわつかせる。
時に失言している時もあったのかもしれない。
相手を不快に思わせていた時もあったのかもしれない。
でも自分は正しいと思い、私の方が沢山の経験をしていると意地を張って相手に刃向かい敵視する。
うーーーん。
とても無意味だったことに気づいた。
大変な尺度も辛いの尺度も、すごい!の尺度もみんな違う。
それなのにあたかもそれが全ての頂点かのように、意地悪く私は威張っていた。
優しく、笑顔で、又はそう言う文面で。
怖すぎる。
でももうとってしまった態度と言ってしまった言葉はその人に届いてしまっている。
それでこれまでに離れて行った人も、今回自分からさよならしようとした友人も自分がとった態度と言動なのに今までは「離れてしまうのではないか…?」と思い怖かった。
じゃあ言わなければいいのに。
でも昔の自分が被せたから。
しかし、今回はなんかもうどうでもいい。
もう取り返しがつかなくて、私の方が切り捨てられるかもしれないけれど、何をされたわけではないけど何だか合わない友人だった。
遅かれ早かれそうなるのだったのだろうと思う。
まあそれにしても私もだいぶ心が悪いやつ。
これからの人間関係は、0からなんてどうやって築いていくのだろう。
もしかしたら何かの時に助けてくれる人をまた1人無くすかもしれないのに。
今回はこの考えに辿りつく為の犠牲者であったのなら、これまで築いてきた関係と時間とお金は…何だったのだろう。
私の友人関係は、私側のスタンスはそんなに思い入れがなく関係が続いているものが殆どだ。
悲しいな。なんだか…
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