ブータン
こんにちは。
ご無沙汰しております。七月に大阪に引っ越し、生活の変化による多忙と暑さによる憔悴で、記事更新が滞っていました。
季節は移ろいゆくもので、いつの間にか秋らしい陽気になってましりました。昨日、指先でなぞれそうな柔和な秋の日差しに包まれ、忘れかけていた幸福感に浸りました。
読書は日課ですので、継続しています。近所に古本屋があり、先日あれこれ物色しました。読み終えた本の中に、今枝由郎氏著述の『ブータンに魅せられて』があります。
私はブータンにとても興味を持っています。岩壁に建てられたタクツァン僧院の威厳さ、『国民総幸福』と言う指数を提示された倫理観、そして1971年の国連加盟まで鎖国を行なっていた神秘性、などなど色々な文化や価値観や宗教感が私の興味をくすぐっています。
日本も以前は鎖国の国でした。そして、開国とグローバル文化の介入、そして思想や文化の大変革が起きました。今更YES NOでは測れませんが、ブータンの開国の慎重さは、『ブータンに魅せられて』を読んでとても考えされられるものです。
死ぬまでに行ってみたい国の一つであります。
文章を書く生活からも少し離れていましたので、徐々に時間をとっていきたいと思います。
京都も近くなりました。
花子出版 倉岡
文豪方の残された名著を汚さぬよう精進します。