なぜ太宰府天満宮があの地に建ったのか
こんにちは!!
最近、逍遥録のばかりの更新で申し訳ありません。色々な場所を巡っておりますので、今しばらくお付き合い頂けますと幸いです。
マップを眺めるより、現地に赴き、その地の風に五感を馴染ませる方が記憶に残るのであります。そして、その地に纏わる文献を読む目にも力が入るのであります。
さて、今回は太宰府天満宮。
私は熊本生まれなのですが、もともと勉強は全く好きではありませんでしたし、あまり福岡と縁がなく太宰府天満宮に行ったことがありませんでした。受験戦争に向かい合った多くの受験生や、その周りの親族は太宰府天満宮に足を運ばれたことでしょう。
そんな勉強と無縁な私ですが、先日お参りをしてきました。学力向上と日本安寧をお祈りし、資料館に行きました。
歌人であり弓に長けた武人である、所謂文武両道の菅原道真公を祀った宮というのは有名なお話しです。資料館には菅原道真公の生涯がわかりやすく挿絵付きで展示されてました。
天満宮がなぜあの地に建ったは、大きな発見でした。
何故かと言いますと・・・
もともと、寺院があったわけではなく、菅原道真公の他界後に御遺骸を載せた車を引く牛が座り込んで動かなくなった場所をご墓所と定められ、そこに太宰府天満宮が建てられたと言われています。
うーむ。
とても興味深いものです。
鳥居の前に牛の銅像には、写真撮影のために長い行列がありました。牛との由縁がわかり、人々が集う気持ちもわかります。
津々浦々点在する神宮や社には多くの伝承があり、その恵みをうけつつ今日があります。
まだまだ足を運びたいと思います。
花子出版 倉岡
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