朝まで続いた全身麻痺
搬送されてもなお、
収まらない全身の麻痺。
そして激痛…
明日も明後日もずっとこの状態が続くわけでは無い!と自分に言い聞かせ、辛抱すること5時間。気づけば、朝8時。(搬送されたのは午前3時頃)
実家から母親も駆けつけるも、麻痺は治らず
会社の始業時間の10時を回っていました。
足の麻痺は無くなっていたものの、手の麻痺はいっこうに消えず、屈曲したまま。
お医者様もどうしたものか〜?と頭を悩まれている途中で、私は直感的に分かったんです。
身体が私に会社に行かない様に仕向けている!と。
これを読んでいる方は、はて?
と思われたかもしれませんが、私、無駄に強い責任感から会社を一度も休んでことがありませんでした。転職して今の会社に入る前も一度も。笑
少しの体調の悪さであれば、遅刻して病院に行くなどして薬をもらってなんとか頑張ってしまう頑張り屋性分なのです。
本当に良く無い。笑
従って今回の場合も身体がこんな状態にありながらも頭では、
「朝、身体が動くようになっていたら会社に行かなければ」
とどこかで考えていたのです・・
それが今回、10時近くになっても、仕事をする上で必要なタイピングに支障のある指を全く動かなくすることで完全に休ませる方向に身体が持っていってくれた。
と直感的に感じ、結果、その日は休むことを無事決断することができました。。。
(こんな状態で当たり前なのですが・・笑)
こんな私の性格を理解している身体が
「意地でも出勤時間の10時までは動かないぞ!会社に行かせてたまるもんか!」と強行突破しようとしたという感じです。笑
それ以降、私は先生の勧めで精神科へ行き、
「適応障害」と診断。
(適応障害とは 自分の置かれた環境にうまく慣れることが出来ず、不安感や抑うつ気分、不登校、出勤拒否、対人トラブルなど、様々な症状・問題が出現し、社会生活に支障をきたす状態。)
2ヶ月間の休職を余儀なくされました。ここで強行突破で休ませてくれた身体には本当に感謝しかないですし、人間は頭よりも身体の方が心の深層心理を理解してくれていて必要な症状を出してくれるということに気づきました。これからは身体のささいな声にも敏感になろう!
そう決めた日だったのでした。
(身体さん!本当にありがとう!!!!)
そんなこんなで、一度も休んだことが無かった私の究極の人生の夏休みが始まり、
自分ととことん向き合うことで不思議な体験をすることになるのでした・・