横浜フラワー&ガーデンフェスティバル2024 レポート

2024年5月5日

花の祭典に行ってきました。最新の品種や様々な園芸用品が展示されていて、とても楽しかったです。

港町みんなのガーデン
綺麗です。一本道でもいろんな植物を使ってのっぺりとした印象にならないようにされていますね。

YOKOHAMA
ROSE COLLECTION

こちらのコレクションが目当てで、少し遠いのですが横浜まで行きました。
その甲斐があって、最新のバラの品種をたくさん見ることができ、大満足でした。

特に印象に残ったバラの感想を記載します。

ドリュ(Dorieux)

アンナプルナ
フランス ドリュ

好き
純白で大きめ

美しいです。白くて綺麗。白の色の入り方がほかのどの白薔薇とも違っていて、そのことによって気品とかわいらしさのバランスがとれています。清楚なのに愛嬌がある、気高いのに親しみやすい、そんな二律背反する感想を持ってしまうようなバラだと思います。

レグランビュッフェ
フランス ドリュ

このバラがあるだけで庭が明るくなりそう

アンナプルナと同じ会社が生み出したバラ。アンナプルナとは違い、南仏にぴったりなフレッシュなカラー。こういう色をどういうのかわからないけど、レモンイエローがオレンジになったような淡いけどビビットな色でした。まったくノーマークだったけど欲しくなってしまいました。

ロサオリエンティス

ルクソール
日本 ロサオリエンティス

全体的にシックな雰囲気
花はころんとして可愛らしい

茶色のバラ。茶色いバラは枯れているようにしかみえなくて(失礼)あまり惹かれることはないのですが、このルクソールは遠目で見たときの雰囲気が素晴らしくよいですね。くすみカラーでまとめられた庭にぴったりという、このバラを置いた時のイメージがふつふつとわいてくる。欲しい人はすごく欲しくなるだろうな。私もちょっといいと思ったけど、このバラを置いた場所だけ浮いてしまいそうだな。一本でイメージで作れてしまうくらい優秀なバラでした。

ポルトブルー
日本 ロサオリエンティス

花は想像よりもやや小さめ

青み系のバラ。シルバーグレイで中心に薄い藤色が入るような色。ブルーグラビティにすごく似てました。なので、さらに耐病性が強くなったというのは魅力だけど、あと何年かしたらさらに青く耐病性も強いバラが出てくるだろうから、冷静な気持ちで見ていました。

ザ セレスティアル
日本 ロサオリエンティス

こちらも花は想像より小さめ
花の形が特徴的

藤色のバラ。という紹介だったけど、実物を見たらマットな白でした。Youtubeの紹介でガブリエルを強くしたようなという紹介がされていましたが、あまり似ていないように思います。ジェネリックガブリエルならもっと似てるバラがほかにありそうな気もします。ただ、私はこっちのバラの方が好きかな。光沢の少ない白薔薇で小さめの花がたくさんついていた。写真だと透明感があって神秘的なイメージだけど、実物は可愛らしい寄り。写真と実物にイメージの差があるから、実物を見てから買うか判断したほうがいいバラなのではと思いました。私は写真で見たときは惹かれなかったけど、実物を見たら欲しくなりました。

河本バラ園

パニエ
日本 河本バラ園

多分本番は秋

茶系のバラ。ルクソールと比べるとやや明るくオレンジにも近い色。しかし、むむむ、花が写真と全然違います。咲ききっているからか、春だからかわからないけど、もう少し写真に似てないとちょいとなあ……最初わからなかったし、見本の苗としてはちょっと残念な感じでした。

アンヌ
日本 河本バラ園

黄色とピンクのバラ。黄色の蕾が咲き進むとピンクになるのか…? 一つの苗で全然違う色になってて面白かった。今日実物を見て、アンヌはいい印象が上がった。春向きの花で時期的な相性の良さもあったとは思うけど、それにしても可愛らしいです。近くの植物園とかで育ててくれないかな…無理か…もう少し見ていたかったです。

こんぺいとう
日本 河本バラ園

淡いパステルピンクやサーモンピンクのバラ。写真で見るよりも実物の方が魅力的だったバラの一つです。可愛らしい女の子がそのままバラになったかのようなバラでした。日本人の思う、かわいいだったり女の子らしいだったりとかのイメージをバラに落とし込んだかのような可憐さでした。こういう色のチークとか年代を問わずにずっと人気だよなぁ……

コンフィチュール
日本 河本バラ園

淡い色合いが可愛らしい
色もかわいいけど形もかわいい

サーモンピンクのバラ。色の濃さが絶妙でこれ以上濃いとうるさくなってしまうし、薄いと印象まで薄くなってしまう。その微妙なラインをついてくる存在でした。ぽこっとした花がたくさんついているのが可愛らしかったです。

ベビー アイスバーグ
ドイツ コルデス

白色。アイスバーグがコンパクトに楽しめるのは素晴らしいですね。ベビーという名前に違わぬ、小柄なボディにしっかりと花をつけていました。日本の住宅事情に寄り添ったバラだなあと思いました。大きめのミニバラくらいのサイズしかないのに、しっかりバラサイズの花がついていて素晴らしかったです。名脇役として活躍してくれそうなバラでした。

ストロベリー ミスト
ドイツ コルデス

ピンク色のバラ。イチゴを切ったときの中のピンクに似ていますね。花の色も素晴らしいけど、葉っぱまで含めた全体の雰囲気がよかったですね。葉っぱがほかのバラよりも濃い色で、くすみカラーの庭に置くのにいいのではとか、ほかの植物との組み合わせとか、考えたくなってしまうようなそういう魅力を持ったバラでした。バラとしては似てないけど魅力のタイプでいうとルクソールと同じ魅力を持っているなと思いました。

まとめ

どのバラも違った魅力があってみていて飽きなかったです。今回バラを見た感想をいろいろ書いたけど、ほかの人は全然違う感想を持っているんだろうと考えています。

私が今回のバラたちの中で特に素晴らしかったものを選ぶとしたら、レグランビュッフェとザセレスティアルです。いつか購入できるといいなぁと、思いを馳せて、横フラの前半のパートは終わります。


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