病床で紅茶専門店を開きたいと思った。
人の褌で相撲を取るのもどうかと思うが、お近付きの印に記事の紹介及び隙あらば自分語りをしようと思う。
私の場合は第一目標では無いので随分先のことになるかとは思うが、紅茶専門店の開業を目指している。
出来れば自分はオーナーとして、初めのうちは教育をしつつ店に立つことはあっても、基本的に業務は人に任せたい。私はそのカフェのカウンターで執筆をしたい。自分にとって最高の作業場を、作りたいのだ。
開業の手順
概ね、典陽☀さんと同じだ。
私の場合は紅茶の知識はもう大体良いから、資格で箔をつけるくらいだろうか。
後は経営学とか仕入れの知識とか、珈琲の勉強などが必要になる。珈琲に関してはやはり本場のイタリアで学ぶつもりである。国内でも、教えてくれる人に心当たりがあり過ぎる。ラテアートは練習が必要だ。
ああそう考えたら、イタリアに行っているのなら英国には行っている訳だから、本場で紅茶も学ぶべきだろう。スリランカもインドも行きたい。
今のコネクションで考えると、古民家を改装するのが現実的かと思う。
日本には今、無人の古民家が溢れている。平屋にすれば耐震問題も解決するだろうか。
もしくは実家を改装して地上階で開店するパターンも有り得る。場所柄、水質検査がクリアするかどうかに難がある。
どちらにせよ結局問題なのは、資金である。典陽☀さんも仰っているが、そういうことだ。
経営方針は?そして喫茶店として必要な事は?
①ターゲット層
②価格
③営業形態
④雰囲気
人の褌を持ってきた。私の場合は完全禁煙で、珈琲よりも紅茶が主体になるため、喫茶店というよりはカフェになる。
①ターゲット層
フレーバーティーとかキラキラとかそういうことじゃなく、純粋に「紅茶」やティータイムを愉しみたい人。
若い女性というよりはもう少し落ち着いた層になる。
英国暮らしの経験がある人など。英国が好きな人。
年齢や男女は敢えて定めきらず、皆が落ち着いてゆったり出来る空間にしたい。
なので学生やお喋りしたい主婦層はターゲットでは無い。ある程度静かに穏やかに過ごせる人をメインターゲットにしたい。
また、私を知っている人。英という名の作家がオーナーの、英国まみれのカフェを見に来る人。なので本も置きます。
②価格
もちろん紅茶はポット提供であるし、雰囲気やターゲットからも、安価なカフェでは無い。しかし高くする気も無い。紅茶好きが気軽にティータイムが楽しめると良い。紅茶単品だと800円~1200円程度(2024年現在)の相場の値段になるだろう。
アフタヌーンティーやクリームティー、焼き菓子やケーキも提供したい。こちらは比較的安めに。ホテルみたいな値段はとらない。
モーニング・ランチは今のところ考えていない。ランチをすると騒がしくなるかと考えている。
しかし開店時間は早めに設定し、食事になるようなメニューも提供したい。自家製パンやサンドウィッチなど。イタリア料理はコンセプトに反するので昼は提供しない。英国料理なら提供したい。
ちなみに茶器もそれなりのものを使うだろうから、値段もそれ相応に利益が出るように設定する。マイセンが好きだが、ドイツなんだよな……。
③営業形態
わいわい和やかに話せて、常連の集まる、居場所になるような店が作りたければ、二店舗目で叶えたい。
夜はアルコール提供をしたいが、英国を押し出してpubにするかもしくは雰囲気重視でBar(バール)にするかは悩みどころである。昼は英国風紅茶専門店、夜はバリスタのいるバールというのも面白いかもしれない。
④雰囲気
とにかく英国。店全体の雰囲気、装飾から提供するものまで全て出来得る限り英国。食べ物の味は日本人向きに。茶器は悩むところ。基本は英国。
紅茶の味には妥協しない。茶葉も出来る限り英国のブランドを使いたい。マリアージュフレールでは無く、フォートナムメイソン。ルピシアでは無く、テイラーズ。
フレーバーティーも置いても良いが、かなり厳選する。というか、ハーブティーで良くない?ハーブティーは良い。
ファーストフレッシュとかオータムナルとか、そういう意味でその年の旬のものも用意したい。茶葉飲み比べセットとかも出来ると良いなぁ。
ノンフレーバ―ドの紅茶、ひいてはお茶全般を推していきたい。日本茶や中国茶も入れちゃうと、コンセプトがぶれるかなぁ……。
お菓子もね、フランス菓子とか出さない。素朴な、紅茶に合う、英国菓子中心。サンドウィッチも英国のあれ、ね。
寧ろメニューで「これ英国だったんだ」とか「何これ知らない!英国のものなんだ~」とかってなるお店。
まぁ、味は改良する。ごめん。日本人が美味しいと感じるものにする。
シチューとかローストビーフとか……あ~~~モーニング考えてないって前述しましたが、イングリッシュブレックファースト!なら良いぞ!!あんま好きじゃないけど、ひよこ豆を煮たものとか出すぞ!!!
英国大好き過ぎて、色々思い浮かぶのだ。フィッシュアンドチップスにエールビールやピムスは、やっぱり夜かなぁ。ウイスキーはスコッチとアイラだけとか面白そう。完全趣味やんけ。いやしかし、英国縛りBarも出来そうな気がしてきたな。スクリーンでチャップリンとかマイフェアレディとか流したい。イベントで「英語とは、英国語!」とかやりたい。
あれやな、他国のものを提供も出来そうやな。その場合、頼まれた時に皮肉言うねん、店員が。「あら良い趣味してはりますね」みたいな。面白。「今日は美味しいものを食べたいんですね」でも良いかも。自虐。
で、他国の食事の時は他国の茶器ってのも良いかも。基本は英国で!茶漉しとかも、わざわざ使いづらいものを使うっていうのも乙だったりする……。
いやぁ、待って、本当にごめんなさい。めっちゃ出てくるわ。これでも短くしたつもりなんですが……。楽しいねぇ。
一応言っておきますが、フランスもアメリカも嫌いじゃないからね、本当。
イタリアもドイツも英国も好きだよ、本当。
もう作家やる前に飲食店やった方が良いんちゃうかなという気がしてきますね。Never give up…… to me.
経営とかお金とかのお勉強と、資金集めが問題です。
絶対に必要なのに、興が乗らないお勉強ってあるよね、うん。
資金が潤沢にあればね、外注するんですけどね、経営も。
一番無いものは、お金です。
一番必要なのも、お金です。
あ、楽しくなくなってきた。
目標達成に一歩近付けたかな?
とりあえず、カフェで紅茶を飲もう。
(最後まで人の褌)