フロストパンク2が売れているようだ!
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「フロストパンク2」
地球全体を荒涼の地に一変させたブリザードから30年後。そんな世界を舞台にしたソサエティ・サバイバルゲームが「Frostpunk 2」だ。貴方の使命は、終わりなき冬のもたらす危機や、貴方の動向から目を離さない評議会内の各派閥とのせめぎ合いに対処しつつ、街を発展・拡張・進歩させていくことだ。
今は、やや好評とされているが、前作は相当話題になったし、実際面白かった。
自分はよくゲームからヒントを貰って小説を書くことが多いのだが、スチームパンク物がどうにか書けないかとずっと悩んでいる中で、出てきたのがフロストパンクだった。
なろう系ファンタジーの世界観は、似ている環境になりがちだが、フロストパンクのような世界観はあまりなかった。
環境系のシミュレーションは、なかなか日本だと少ない印象がある。JRPGの系譜があるからだろうが、海外のインディーズ業界では、「kenshi」など大ヒット作も珍しくない。
「フォールアウトシリーズ」でもそうだが、特別な人間ではない者が主人公であるのが、好感が持てる。共感性が高いからだと思うが、なぜか小説やアニメでは貴族や勇者が中心になる話が多い。
そういうところに人治主義的な無責任感が漂っているが、民主主義国家でのランキングみたいな格差が欲しいのかもしれない。
封建制はわかりやすく、身分差などから作れるドラマも多いからだろう。
それとはまったく別の話を作りたくて、
『ダンジョン・ウィズ・ア・ミッション』
という話を以前書いたのを思い出した。
https://ncode.syosetu.com/n0933ij/
去年は必死に書き続けていて、あまり記憶はないが、コロナ禍の終わりと共に食う期間みたいなものを記録したかったのかもしれない。
話は、ゲーム内の一章の謎が解けたところで終わっている。主人公たちが成長し、起業したところだったので、話の長さとしてもちょうどよかったのだろう。
次の謎も彼らが解いていくのかと考えた時に、そんな都合よくはいかないだろうと思ってしまったというのもある。
リアリティを突き詰めていくと、いつの間にか話が膨らむというのが重要だ。それだけで9万字も書いている。
難しいのはどうやって見つかっていくのか、ということだろう。宣伝で売れるにも限界があり、アニメになってもそれほど評価されない話は数多い。
そこにあるのは、ありきたりなテンプレではなく別の何かなのだろうということを探っているが、なかなか正解が出てこない状況が続いている。
ただ、まだまだ金字塔とか決定版のようなものが少ないので、もっとそっちにチャレンジしていった方がいいのだろうとは思う。
そんな感じで、今日も執筆作業は続いています。