鬼の名には不釣り合いな繊細な聲

名前って大事なもんで、名前負けなんて言葉もあるくらいで。
鬼という文字についてはどうだろう。
花陽浴は「なまはげ」が出てくる。


コロナ対策。
周りでようやく流行ってきた感あるけども、何だか疲れてきた感もあり。
見えない恐怖って正直「脅威」なんだけど、「現実感」がないから正直自衛しにくい。
だって見えないんだもんね。
いつ始まって、いつ終わったのか、見えないっていう事自体が恐怖だし、見えないので怖いわけでもないっていう難しい。
転売ヤーとかカフンノセイで、いろいろと苦労させられてるけど、個人的には「勤勉で真面目な日本人」というのは絶滅したと思う。
道徳観もクソもない日本人ばかりで、ミテクレだけの先進国。
中身は後進国以下に成り下がったようにも思える。
自分さえ良ければ、他人なんかどうでも良い。
そういう「本当の姿」を新型コロナウイルスは暴くことが本当の病理だったりするのかもかも。


本題


個人的に思うところはあるけども、まずは聞いて欲しい。

波羅ノ鬼(ハラノオニ)というVirtual Artistの方です。
聞いてる範囲だと、秋葉原とかで路上ライブをしてるみたいですね。
モニターゴロゴロと持ってきて、そこでうたう形式。
うん?
何処かで見たことあるシステムだって?
一体、「何ぐ」なんだ…。


「波羅ノ鬼」という名前を見ると、なかなか禍々しい印象はあるけども、彼女の声を聞いて欲しい。
名前からは想像もできないくらいに透明感のある声だと思いませんか。
燦鳥ノムさんもなかなか透き通ってる声だけども、そのクラスにはあるかなぁ。
透明感だけでなく、声圧、低音の力強さなども端々に感じることが出来るので、歌を聞くには引き込まれる声だと思う。

ただ、花譜ちゃんのように癖のある歌声なので、人によっては耳受け悪いこともあるかも知れない。
ちょっと言葉的にあれかもしれないけども、深い意味はない。
「耳の感覚」というのは「味覚」と一緒で、辛いものが好きな人がいる一方で、辛いものが苦手な人がいる。
そういう感覚だと思って欲しい。

個人的には、彼女の声質だとピアノ曲やJAZZ、アコースティックギターなんかがよく合うと思うので、この辺りから導入するとスンっと落ち着くだろう。

ここからは個人的に思ったことを書き連ねる。
あくまでも「個人の意見」です。

前述として「ピアノ曲」や「JAZZ」「アコースティックギター」と上げたのは、彼女の繊細な声を邪魔してほしくないから。
歌声はとても透明感があるものの、その声域すべてに彼女の持ち味があると思う。
エレキ系の楽器じゃ彼女のしゃくりあげるような声をかき消すこともあり、少しもったいないとおも所もあり。

ちょっと印象が変わったように感じるかも知れない。
これはこれで「叫び」にも似た疾走感を感じるので、悪くはないと思うが、私個人の耳には少し惜しいなと思う次第。
これが良いという人も居るだろうけども。

ダウナー系が好きな人はこういうのはどうだろうか

と。数少ないながらもいくつか上げてみた。
曲調によって歌い方は彼女だが、印象がガラッと変わったように感じると思う。
これも彼女の声がそれぞれの曲に対応できているからこそ、彼女の歌として歌えている。
カバーでありながらも「波羅ノ鬼の曲」と魅せてくれる。

彼女の聲に惚れたなら、是非、良い音響機材で聞いてみて欲しい。
さらなる繊細さの深みを知ることが出来ると思う。

(イヤホン沼のご利用は計画的に)

何れにせよ、こういう「アーティスト」がまだ埋もれているのは、昨今のVtuberブームがもたらした弊害の一つだと思う。
こういう逸材を見つけてくる人のアンテナってどうなってんのかね。
フシギダネ。

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