やりすぎのウォークライ

お久しぶりです。
3年続いたアレも一区切りが見えてきて、かつての普通が戻りつつある中で、制限も段々と緩和されてきましたね。
良きことです。

そんな中で一切、手を緩めてくれないのが花粉症。
今年は昨年よりも良い出来(ボジョレー感)で、なかなか苦しめられています。
なんやかんや在宅ワークと重なって、外に出るということないおかげか、それともこの10年で最も飛散量が多いという前置き通りなのか、ちょっと外に出ると如実に体調に大きなデバフが掛かってしまう感じがありまして、おぉう…マジか…と思う瞬間もあったりなかったり。
そんなこんなで、今シーズンもよろしくお願いします。花粉症。

はい。
基本的にnoteに書き込むときは、アレ関連なのですが、今回は知っている人は知っている決意表明的な件について、わたくしも例によってお気持ちをまとめておこうかなと。
古参ヅラするわけじゃないけども、長いこと見てきたから、伝えたいこともわかるし、苦しい思いをしているのもある程度汲める部分もあるので、そのあたりも含めて駄文を書こうかなと思いまする。
というわけで、肯定も否定も織り交ぜた内容になるので、まず彼女らを否定することは何たること!と思う方は、どうぞお引取りください。
加えて、どうしてもお気持ちを整理する上で切り離すことができない技術的にメタいことにも触れますので、魂がどうのとか、Vの存在に対して並々ならぬ矜持をお持ちの方もお引取りください。
あと、それは違うとわたくしの意見を否定するのもお辞めください。
わたくしの価値観に基づいた駄文に、あーでもないこーでもないというのはお互いにとってなんの利益にもなりません。
あなたはそう思った。私はこう思っている。以上、なので。

はい。ちょっと厳し目の注意すみませんね。
稀に分けのわからん絡みをしてくるのが居るのでね。




※以下、自分でもかなり厳しい内容を書いたなと思うレベルなのでご注意を




まず定義付けの話からしますか。
彼女らが最初期から口にする「VRアイドル」と、ここ最近出てくる「バーチャルアイドル」について。

これは個人的にはステージの違いで定義付けは可能かなと思います。
かつて全国行脚の体験会や握手会などのイベントでやっていたように、VRヘッドセットなどのVR機材を通して見れる世界でのパフォーマンスをするのであれば「VRアイドル」と言えるかな。
VR=Virtual Realityの略語で、日本語に訳すと「仮想現実」や「人工現実感」といった訳され方をするようですな。

つまるところ、見えているものは現実にはなく、リアル(現実)からバーチャル(仮想)にアクセスするということになるので、現実に行われているものには当てはまらないのかなと。
バーチャルを現実にもってくる場合は、AR(Augmented Reality = 現実空間にないものを仮想で拡張する)や、MR(Mixed Reality = 仮想のものを現実空間に投影する)と言った用語が当てはまるのかなと。
にじさんじが以前ARライブをやって話題になりましたが。

なので「VRアイドル」と名乗る以上は「バーチャル空間」で、現実にはない仮想への没入感がある程度ある条件下でのパフォーマンスをすることが必要であり、そこから出るとなれば「ARアイドル」「MRアイドル」という技術用語の挿げ替えが必要なんじゃないかなと考えます。
言ってしまえば「VR空間から出た時点でVRアイドルではない」とも。


じゃあ、バーチャルアイドルって何よ。
定義がない、ジャンルとして成立してないだのなんだのと言われていますが、一番ネームバリューがありそうなところだと、「初音ミク」ですかね。
バーチャル(仮想的)なアイドルと言う意味では「電子の妖精 初音ミクさん」が、一番仮想のアイドルと言うには良いのかなと。

MMDが始まって以来、3Dモデルと透過スクリーンでライブを行い、多くの観客動員を叩き出してきたので、その様はリアルアイドルでやっていることと結果はほぼ同じと思います。
裏事情は多々あるでしょうが、見えるものはつくられたグラフィックス、聞こえるのは合成音声。
何もかもが仮想で出来た存在で、かつ人々を魅了してやまないとなればバーチャルアイドルとの定義しても良いのではと。
時代が進み「魂実装済み」のバーチャルアイドルについても、現状「名乗りがない」だけで、実情としては「初音ミク」と変わらず、3Dモデルを使って歌って踊って…それに人々が魅了されることが出来ていれば、それすなわちバーチャルなアイドルなのでは、と。

ホロライブ所属のタレントなんかは普段は「Vuber = バーチャルなYoutube配信者」と規定しつつも、ライブでは「アイドルですから」と肩書を変えてくるので、割と「バーチャルアイドル」って軽い肩書なのかなと思ったりはしますが、定義づけとしての用語を分解して考えると、3Dモデルを通して、そのモデルに与えられたキャラクターを演じているわけなので、総じて仮想的存在であるとすると、結果的に初音ミクと同様にバーチャルアイドルとも捉えられますかね。


で。えのぐちゃんはと言うと。
現状は透過スクリーンに映し出すスタイル、もしくは岩芸ちゃんのスタジオを背景に、パフォーマンスを行うことをスクリーンに映し出しているということなので、3Dモデルを使って歌ってみた、踊ってみたをデカいスクリーンで見せているに過ぎない現状であれば、「VRアイドル」としての活動実績は近年ないので、大勢を鑑みると「バーチャルな存在のアイドル」との定義が正しいかなとも思います。

モーショントラッキングがどうのというより、最終的な部分の「公衆の面前で触れる内容」としては、かつてニコニコ動画で流行っていたMMDと大差ないもんなので。
内からすればすげぇ技術使ってるんすよ!と言われても、供給側にはそんなことはどうでも良くて、そんなにすごい技術使ってるけどMMDと同レベルのことしかできないんだったら、より記憶に残る感動がある方を選択しがちなわけです。

アイドルの推しは偶像崇拝と言われるように、一定、盲目的に応援するし、ある程度のことなら、それが正しいと一方的に肯定してしまう節があるので、正直、集団で正常性バイアスに掛かってしまってるわけです。
多少の欠点があっても、多少の優劣が見えていようと、推しがすげぇのよ!と信じ切ってしまっている中で、「あ。それ微妙っすね」とは中々言えないもの。
二番煎じだろうが三番煎じだろうが「推しがやってくれた!ありがとう!最高!」と言うしかないわけ。
だって推しだもの。推しには笑っていて欲しいもん。そりゃあ肯定ペンギンになるしかないわけで。

ただ、問題は「それを良しとしてしまうこと」であって、例えファンが最高と称えたとしても、運営上は色々と学び、分析して、進化を促すことが必然で、自らの商品をアップデートし続け、需要側の要求に答え続けることで、より良いものの提供と、より高い顧客満足度につながっていくのが道理と思うわけですが、このあたり、岩芸ちゃんがどう考えているのかがわからない、と言うのは数年前から言っていること。


えのぐの魅力とは。
泥臭さの中にただひたすら実直に、誠実に、その一歩が小さくても、前へ前へ進んでいくストーリーにこそ真価があると、花陽浴は捉えています。
その歩を進めていく中で作られる楽曲、歌唱力、ダンスパフォーマンスに、その裏打ちされた努力を知っているからこそ、一層のめり込める。
そんな魅力があります。
これを誰かに伝えるって中々難しいんですけどね。
高校野球の甲子園での試合を見ている様とでも例えれば伝わりますかね?

じゃあ、それは強みなのかと言えば明確にNOと言えます。
それは違う。絶対にない。重ねて断言します。
だって、精神論の話はおそらく「アイドル」を目指す人達はみんなしていることで、運営スタッフだって世に繰り出すために、それなりの投資は惜しまないのが普通なので、それってえのぐだけなの?と聞かれれば、そうではないですよね。
彼女らが共演してきたリアルアイドル、バーチャルアイドル、みんなが見える形は違えど、みんな同じ方向でやっていることなんですよ。
なので「それを見てほしい」と言われても、いや、うちの推しも同じだよと返されれば「そうっすよね…ハハッ…」。
ぐうの音も出ない!

じゃあ、パフォーマンスがすごいんじゃ?
今、同列に立っているバーチャルアイドルと比べたら、すごいとは思う。
ただ、それを超えた先のパフォーマンスと比較したとき、すごいのか?
いや、上には上がいるし、何よりその姿である以上、リアルの人間を相手にしたときに「生々しさ」「現実性」には絶対に勝てないので、どれだけ歌唱力を磨いても、ダンスパフォーマンスを高めても、勝てるはずがないんですよ。

だって「仮想の姿」でしょ、君たち。

本来の存在を表に出して勝負している人たちに対して、仮面を被って正体を隠して勝負を挑んだところで、実際にそこにいる人達と、スクリーンを通して見える君たちでは勝負にならないんですよ。
加えてモーショントラッキングと、それを投影する映像技術の壁が頭打ちをするんよな。
実際は無限のフレームレートで見えるものに対して、映像投影なんてゲーミング用途でようやく144フレーム、普通のモニターでなんか60フレームが基本。
見え方には圧倒的ブレがある上に、音の差分もあるのよ。
通信している以上、リアルタイムってできるわけがなくて、音ズレなんかは敏感な人だと0.02秒くらいの差分でも気持ち悪さを感じることもあるんですよ。

つまるところ、今の技術ではいずれ「魂」についていけなくなる可能性があり、それが絶対に越えられない壁になるわけです。
彼女らにはどうすることもできない壁ではありますが。


じゃあ、えのぐの強みってなんなん?
彼女らが、運営がおそらくもう捨てたであろう「VRアイドル」だったことでしょうか。
かつて岩本町芸能社が提唱した、住んでいる場所も距離も関係なく、誰でも気軽に会いに行けるアイドルライブとリアルを超える没入感のあるライブパフォーマンス、が売りだったはずなんですよね。
このあたりはINSPIXライブ(INSPIX WORLDの前身)だったり、DMMシアターのライブ、VRCでのライブなんかで実証済みなんです。
それらを見てきたえのぐみが口を揃えて「こういうのが見たかった」と。
視覚効果もそうだし、仮想空間を現実に体験しているような没入感は、普段の生活では決して体験できない感動と刺激を与えてくれていたんです。
それが「リアル」との決定的な差であって、「VRアイドル」だからこそ成し遂げることができる「特権」でもあったわけです。

今はその真逆を進んでいて、リアルアイドルの現場に入り、リアルライブを現地でやってと。
すべての基準を「リアル」に置いた中で「バーチャル」何かしているわけですが、前述の通り「リアルに絶対に敵わない要素」を排除した上で「バーチャルだからこそ戦える何か」を得られていないのは、とにかく大きな損失かなと思います。

「リアルに迫る凄みが何もない」

今はその一言に尽きるかなと思います。
えのぐみ以外は3Dモデルの映像配信を見に来たわけではないと思うんです。
ステージで輝くアイドルの生き様を見に来ていると思うんです。
だから「マイクの持つ位置がおかしい」「口パクが連動していない」「ダンスパフォーマンスのブレが大きい」と、リアルと比較して目立つ粗に言及されてしまう。
もう歌も聞いちゃいないし、ダンスパフォーマンスも見ちゃいない。
ただ、目の前に流れる映像の批評に終始してしまっている現実は、運営がまず受け止める必要はあるかなと思いますよ。

伝わるかどうかわからないですけども、花陽浴、弦楽器が好きなんですよ。
ヴァイオリンとか。
で。ヴァイオリンの弾いてみたと実際に目の前で弾いてもらったときの感覚って全く違うんですよ。
聞ける音は一緒でもリアルなものがそこにあるからできる、空間に出た音の歪み、弦の振動、強弱の弛み、演者の凄み。
それらが相まってこそ、CD音源を超えて、やっぱ実演ってすげぇわってなるんですよ。

アイドルのライブだって基本的にスピーカーから音が流れてくるのは変わらないと思いますが、実際に歌っているからこそ、スピーカー以外から聞こえてくる声や、パフォーマンスをしているときの空気感、人と人が相対しているからこそできる視線のコミュニケーションなどがあるので、リアルライブでしか味わえないのって、そういうことなのかなと。

なので、えのぐちゃんのライブって生バンド演奏だと「音を浴びる」事ができるので、付加価値が爆上がりするんですが、その場に彼女らはいないので、そういう人と人が相対してこそのものは得られない物足りなさは、どうしても生まれてしまうのかなと。

ただ、結果としては多少なりともファンが増えたみたいですよね。
噂を聞いてると。
けど、彼女らが活きるステージではないと思いますよ。
住む世界が違うと言いますか。

VR技術・AR技術も使わず、映像加工も一切せずに、リアルアイドルと同じ基準・土俵で勝負をした結果、受け手側が映像の批評だけで終わってしまっている場で、これ以上何を得ようとしているのか。

それにステージは東京都内で、しかも短期間にバンバンやるもんだからついていけるえのぐみがどうしても限られてしまう状況に自ら陥っている。
岩芸ちゃんにとってはそれが仕事なんだろうけども、えのぐみには学業や仕事、家庭の事情もある中で、ようやく推し事の時間を捻出しているという前提を今一度考える必要があるのでは?と思うことも多々あり。
無条件に「はい!推し事ですね!了解です!」とはならんのよ。
いろんな事情、いろんな都合、そういうのが折り重なって出来ているのが今の社会なので、「来週ライブ設定したよ!来てね」は暴論なのよ。

ワンマンだって何度遠方のファンから、航空機、列車、宿泊先の調整もあるからはよ公開してくれと要求されたことか。
各種調整が難しいことはわかっているけども、早くに公開することで抑えられる出費もあるし、場合によっては休みの調整が出来る出来ないにも関わってくるわけで、行くかどうかわからんがはよスケジュール出せと行っているわけではないんよな。
色々行くための都合を付けてやるから、スケジュール出せというわけでして、その時点で完全に寄与してもらっているわけで。

今のライブだってバンバン回数を重ねているけども、そんなに毎月、毎週のようにライブに行けますよという社会人は多くないし、働いてない場合はライブ代を捻出するのも大変なわけです。

そんな中、とんでもなく努力を重ねたライブに最多で応援しに行くファン層は、ライブに来ないような連中より偉いだのと言い始めているこの状況で、果たして健全な状況にあるだろうか。

確かに何もしていない、出来ていない側よりも、積極的投資をしている側の方が貢献度は高いでしょうけど、だからと言って「何もしていないと定義する不特定多数」に対して勝手に優劣を決めつけることができる権利はないと思うんですよ。
他の人よりも数を多くの応援をえのぐに届けている、だけじゃだめなんですかね?
えのぐみから、あなた達は立派に貢献していてすごいですね!と称賛されることが目的ですかね?
だとしたら、それは純粋なえのぐのファンではなく、えのぐを応援してる俺らすげえ!ということになると思うんですけども。
何がどう偉いのかが全く理解できないんですけど、何に対してどう偉いんですかね?
結果、それでえのぐが伸びるんなら良いですけど、ファン同士で反感買って割れるとか考えないんですかね?

仮に同じフロアにいたとして「あ、普段着てないやつが今日は来てるぞ、ププ」とか言うんですかね?
「あ、ライブガチ勢がおるぞ。何言われるかわからんから近寄らんとこ」みたいな空気になってしまう要因を作る可能性もあるわけで、それはえのぐちゃんが一番悲しむことじゃないですかね。



これらを踏まえて、バーチャルアイドルをもっともっと有名にしていきたいというえのぐちゃんの決意表明。

個人的には、そこに何かを見出す価値はあるのだろうかと思う。
真っ向からの否定になるけども、君たちのやりたいことはそうじゃないだろうと。
まずは「世界一のVRアイドルになる」って言い続けてきたことを成し遂げるのが先じゃないのかな。
「世界一のVRアイドル」にもなれば、そりゃあ「バーチャルアイドルってなんだ」なんかあとからついてくるもんよ。
だって世界一まで上り詰めてるんだから。そのジャンルで。
だからこそ「私達がVRアイドルで!バーチャルアイドルなんだ!」て言えば、それで良いんじゃないかな。
そこにやってきたものも、積み上げてきたものもあるんだから、説得するにはそれで十分じゃない。

えのぐを知ってもらうために、バーチャルアイドルという存在を普遍的なものにしたいと考えているのであれば、それは手段と目的が違ってくると思うよ。
君たちは「世界一のVRアイドルになる」と言い続けてきたのに、「バーチャルアイドルをもっとして欲しい」とするのなら、みんなを横一線で「バーチャルアイドルの世界とはこういうものだ」というものを見せなきゃいけない。
えのぐではなく、「バーチャルアイドル」であり続けなければ、バーチャルアイドルとはなんぞやということを広めることは出来ないんよ。
知らない人たちは、何も知らないんだから、「こういうものがバーチャルアイドルなんだ」という一例がないと理解は得られないんよ。
しかも誰もが実績を作ってるわけでもないし、にじホロがようやく市民権を得始めたような中で、新しい需要を切り開くって中々ハードなもんよ?
そんな時間、あります?

個人的にはもうなりふりをかまっている時間はないと思うんです。
やれることってもう攻撃的なことしかなくて、リアルアイドルのファン層を引き付けるために、絶対にリアルアイドルでは出来ない芸当を見せつけていくこととか、にじホロのような巨大組織に対して絶対的な実力を叩きつけて、無名の存在でもこれくらい実力あるやつおるんやぞ!と界隈に見せつけるようなこととかをしていくしか無いんですよね。

あと、需要側が求めてることって、V界隈ここまで年月重ねてくると、どこかでやってることばかりなので、他もやってるんだから同じことをこっちでもしてくれと言うことも多くてですね、つまるところやってなきゃ物足りねぇって言われてるようなもんなんですよ。
えのぐちゃんは特に衣装がそうですけども。
見た目勝負なバーチャル界隈で、見た目がずっと変わらないって、割りとマンネリ化しがちになりますよ。
いくらパフォーマンスが凄くても、他のVtuberはビジュアルを更新し続けて、常に目新しさと過去の衣装を混ぜ合わせることで、常に入れ替わる空気というものを持てているのは、とても大きい。

えのぐも色んなジャンルの楽曲を歌うようになってきたので、曲に合わせた衣装は揃えてほしいところ。
DDDでステラの綺麗な衣装で暴れられるよりは、多少パンクな衣装をまとって治安の悪さを見た目でも出したほうが、ねぇ?
鏡花水月でも和装とか着たら、ねぇ?
雰囲気っていうのも大事なんですよ。
リアルアイドルだって衣装替えってあるでしょう。
こういう声ってずっと上げてたんですけど、聞こえてなかったですかね。


結論として、個人的には「バーチャルアイドル」ではなく「VRアイドル」をもう一度定義してほしいと思いますね。
本来「VR」にしかない魅力と「アイドル」をかけ合わせた先の未来を感じて応援し始めたスタートラインが合ったので。
それが始めたばかりの彼女たちの「強み」であったはずが、いつの間にか蔑ろにされて、結果、勝てない土壌で勝負を挑んでしまっているのは、個人的には心が痛い。

「バーチャルアイドルでやっていく」というなら、それはそれで応援はしますけど、なら「バーチャルアイドルってまだまだ知られてない!」との言と、同じ定義を持つ事をにじホロでやってますけど、あれではないんですかね?
動員数で言えば圧倒的だと思ってますけども。

何にせよ、運営側が主体となって「夢」ではなく「現実」と「具体性」を出していくべきかなと思います。
そうじゃないとこれからも「得体の知れない何かを追いかけ続けること」になるだけで、みんなが疲弊するのは目に見えるので。
一般社会でも何かをする場合、目的とスケジュールに沿ったマイルストーン設定して、コマを進めていくと思いますけど、そういう手法ではアイドル業ってやってけないんですかね?

そろそろ日が昇りそうな時間帯になってきたので、締めにしますが、こういう機会って今までも何度かあったんですよ。
で、みんなで泣いたり、怒ったり、Twitterでお気持ち垂れ流したり。
でも、結局、誰もがえのぐのことを真剣に考えているからこそ、そういうことになっちゃっているので、この現象自体否定するつもりはないけども。

岩芸ちゃんはそろそろ、えのぐのプロデュースをしっかりやりませんか?
「需要側に理解がない」んじゃないんですよ。
需要側の要求にマッチしてないから、伸び悩んでるわけで、良いものには食いつきますって。
この業界、そうやってできてるんですから。
そして、えのぐみもこれまでも、そうしてきたように推し続けるんで。
迷いなく突き進んでください。


「えのぐみ! 俺たちの特技はなんだっ!?」

『推しの応援!! 応援!! 応援!!』

「このVRアイドルの目的はなんだっ!?」

『世界一!! 世界一!! 世界一!!』

「俺たちはえのぐを愛しているか!? 岩芸ちゃんを愛しているかっ!?」

『ガンホー!! ガンホー!! ガンホー!!』

「よし! 推すぞっ!!」

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