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市販の漢方薬(OTC漢方薬)も良いかも

 処方箋がなくても薬局で購入することができる薬剤を、市販薬、家庭薬等と呼びます。現在ではOTC医薬品と言う呼称に統一されつつあるようです。OTCなんて言われてもわかりにくいですが、over-the-counterの頭文字をとっているとのことです。要するにカウンター越しに購入できると言う意味なのでしょうが、わざわざOTCなんて言ってもわかりにくいですよね。

それはさておき、OTC医薬品は一般的には処方箋が必要な医療用医薬品よりも成分が少なめとなっている場合が多いようです。漢方薬の場合もそのような場合が多いと認識していますので、どうせ漢方薬を使うなら診察を受けて医療用医薬品を処方してもらった方が良いのではなかろうかと思っております。

ところが先日、ある人が頻尿になり膀胱炎かなと思って薬局に行くと猪苓湯を勧められ、服用したそうです。すると頻尿傾向が治まり楽になったと言うことです。またかぜの引き始めに薬局で買った葛根湯を飲むとすぐに楽になるという方もおられます。OCT薬品でも充分効果が出るわけですね。

一般的に日本での漢方薬の含有成分は中国で使われている量の比べると少なめであり、OTC医薬品はさらにそれより少なめであるわけなので効果が少ないのかと思ってていたのですが、ぴたっと合えば充分効果が出るわけですね。それならば多くの人がもう少し漢方に詳しくなって、薬局で気軽に漢方薬を購入し利用できるようにした方が、全体的な健康増進と言う意味では有利かもしれないと思います。確かに漢方薬は倍の量飲めば倍効くと言うものではありませんので、必ずしも成分の量だけで判断はできないと思います。

それならば尚更、多くの人に漢方の知識をお伝えしたほうがいいと思うようになりました。そこで、Twitterで漢方のことをつぶやいたり、ブログで紹介したりしてきました。そして今度は音声配信にもトライし始めたところです。しかし、どのようにお伝えするとわかりやすいのかなかなか難しいところです。今後も漢方薬について情報発信につとめていきたいと思っていますが、どのような情報が求められているのでしょうか。もし教えていただけるならばコメントをいただけるとありがたいです。

それにしても漢方の世界と言うのは全く耳慣れないような感じの世界と言うイメージが強いので、そこをどのように噛み砕いてお伝えすればいいのかにも頭を悩ませている所です。

 何か質問などがありましたらコメントをくださいね。直接お答えすることはないかもしれませんが、お話の中で触れていきたいと思います。

 みなさんの今日が素敵な一日でありますように。


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