ゴールドウィングのタイヤ空気圧
冬の朝、ひんやりとした空気が身を包む中、愛車 Honda Gold Wing 1800cc にまたがり走り始めると、やはり気持ちが良いですね。もちろん凍結の危険性があったり、積雪しているような時には乗りません。冬になると気になるのがタイヤの空気圧センサーです。ゴールドウィングには非常に優秀な空気圧モニタリングシステム(TPMS)が搭載されていますが、寒い季節になるとちょっとした「あるある」が発生します。
寒い朝のウォーニングサイン
気温が下がると、物理的な理由でタイヤ内の空気圧も低下します。このため、走行を始めるとセンサーが敏感に反応して、警告ランプが点灯するのです。ただ、これには過剰に心配する必要はなさそうで、走行中にタイヤが温まり、内部の空気が膨張すると適正値に戻るため、警告ランプが消えることがほとんどです。
私の場合、朝一番にこの警告サインを見ると「またか」と思いつつも、どこか気になってしまいます。やはりセンサーが反応している以上、注意を払うのはライダーとしての習性でしょう。
空気圧調整で感じる安心感
先日もこの問題が気になり、近くのホンダドリームで空気圧の調整をしてもらいました。整備士の方にお願いして、適正圧より少し高めに設定しておいてもらいます。こうすると寒い朝でもアラートを見ることなく乗り始めることができるのです。
ゴールドウィングのような重い車体は、やはり適切な空気圧が重要だと思います。空気圧が下がると、少しの変化でもハンドリングや乗り心地に影響が出るので、安全走行のためには走り始めからきっちり適正圧でないといやですよね。
温暖な季節への影響は?
一方で、気温が上がる季節に空気圧が過剰になる心配はどうでしょうか?実際に夏場は空気圧が上がりますが、それでウォーニングサインが出たことはありませんから、適正範囲を超えることは稀なのだと思います。
ついでにバッテリーもチェック
今回、タイヤの空気圧調整に加え、購入してから2年近くが経過しているので、バッテリーのチェックもしてもらいました。整備士さんによればバッテリーがやや弱り始めているとのこと。ゴールドウィングのような重量級バイクは、エンジンがかからなくなるとシニアが一人では動かすのは諦めた方が良いでしょうから、バッテリーの状態は良くないと不安です。近いうちに早めに交換しておくことにしました。
日々のメンテナンスが生む「快適さと安全」
バイクライフを楽しむ上で、バイクの定期点検は基本中の基本です。特にゴールドウィングのような高性能で重い車体では、些細な空気圧の変化も走行性能に影響します。寒い季節の注意点を意識しつつ、ほんの少しの調整で快適さと安全を両立できるのが、こうした細やかなメンテナンスの魅力です。
まとめ
寒い季節 は空気圧が下がりやすく、センサーが警告を出すことが増える。
空気圧は少し高め に設定するのが寒い季節はおすすめ。
気温が上がる季節には過剰な空気圧の心配はほとんどない。
バッテリーも同時にチェックし、万全の状態を保つ。
こうしたメンテナンスを通じて、ゴールドウィングとの時間がさらに愛おしいものになります。生活に彩りを添えるバイクライフ、もうしばらく続けていきたいものです。