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ロシアとウクライナをマリアの汚れなきみ心に奉献する祈り

しかし、わたしたちは平和の道を見失いました。

わたしたちは前の世紀の悲劇の教訓を忘れ、世界大戦の犠牲となった数えきれないほどの死者のことを忘れてしまいました。

国際的な共同体として交わした約束を無視し、人々の平和への夢と若者たちの希望を裏切りました。

(中略)

神の母、わたしたちの母よ、あなたの汚れなきみ心に、わたしたち自身を、教会を、全人類を、とくにロシアとウクライナを厳かにゆだね、奉献いたします。

わたしたちが信頼と愛を込めて唱えるこの祈りを聞き入れてください。

戦争を終わらせ、世界に平和をもたらしてください。あなたのみ心からあふれ出た「はい」ということばは、歴史の扉を平和の君に開きました。

あなたのみ心を通して、再び平和が訪れると信じています。

あなたに全人類の未来と、人々の必要と期待、世界の苦悩と希望を奉献いたします。

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3月25日(金) ローマ時間17時
(日本時間翌午前1時)
ロシアとウクライナをマリアの汚れなきみ心に奉献する祈り
(一部抜粋)
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天使ガブリエルを通して語られた神の言葉に「はい」とこたえ、神の母、そしてわたしたちの母となってくださったマリア様。

今日、教皇フランシスコとともに、世界中のキリスト者の祈りがマリア様に捧げられます。

互いに武器を手にする限り、どちらの国でも犠牲がうまれます。平和とは程遠い日々が続くばかりです。

マリア様の取り次ぎによって、真の平和、命の尊厳の回復がもたらされることを信じます。

長いお祈りですが、日本語訳の全文は「カトリック中央協議会」にてご覧いただけます。

信者さんに限らずどなたでも、どうかひとりでも多くの方が、ともにお祈りくださいますように。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。