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その想いを祈りに乗せて

そのとき、イエスは弟子たちに言われた。

「あなたがたは地の塩である。だが、塩に塩気がなくなれば、その塩は何によって塩味が付けられよう。

もはや、何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけである。

あなたがたは世の光である。山の上にある町は、隠れることができない。

また、ともし火をともして升の下に置く者はいない。燭台の上に置く。そうすれば、家の中のものすべてを照らすのである。

そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがたの立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。」

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マタイによる福音5.13-16
年間第10火曜日
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誰かを大切に想う気持ちがあるかぎり、私たちは地の塩。

神様の愛の中にあり、その想いを祈りに乗せることで、光を灯すことができます。

ほんのちいさな明かりでも、ひとりひとりのともし火が、世界を温かく照らしていきますように。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。