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マタイによる福音*だから、種を蒔く人のたとえを聞きなさい

そのとき、イエスは弟子たちに言われた。

「だから、種を蒔く人のたとえを聞きなさい。だれでも御国の言葉を聞いて悟らなければ、悪い者が来て、心の中に蒔かれたものを奪い取る。道端に蒔かれたものとは、こういう人である。

石だらけの所に蒔かれたものとは、御言葉を聞いて、すぐ喜んで受け入れるが、自分には根がないので、しばらくは続いても、御言葉のために艱難や迫害が起こると、すぐにつまずいてしまう人である。

茨の中に蒔かれたものとは、御言葉を聞くが、世の思い煩いや富の誘惑が御言葉を覆いふさいで、実らない人である。

良い土地に蒔かれたものとは、御言葉を聞いて悟る人であり、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍の実を結ぶのである。」

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マタイによる福音13.18-23
年間第16金曜日
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今朝の福音は、一昨日の「種を蒔く人のたとえ」の続きで、イエス様がさらに分かりやすく説明してくださっているくだりでした。

御言葉(みことば)を聞いて、のところは、たとえば『こうしたほうが良いのは分かっているけれど』『神様が喜んでくださるのはこっちだと思うけれど』と言い換えると伝わりやすいでしょうか。

小さなことから大きなことまで、刺さるものがありますねぇ(汗)

神様からいただくお恵みを、今日もやわらかな心で受け止めることができますように。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。