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マタイによる福音書*喜びなさい。大いに喜びなさい。天には大きな報いがある。

そのとき、イエスは群衆を見て、山に登られた。腰を下ろされると、弟子たちが近くに寄って来た。

そこで、イエスは口を開き、教えられた。

「心の貧しい人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。

悲しむ人々は、幸いである、その人たちは慰められる。

柔和な人々は、幸いである、その人たちは地を受け継ぐ。

義に飢え渇く人々は、幸いである、その人たちは満たされる。

憐れみ深い人々は、幸いである、その人たちは憐れみを受ける。

心の清い人々は、幸いである、その人たちは神を見る。

平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。

義のために迫害される人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。

わたしのためにののしられ、迫害され、身に覚えのないことであらゆる悪口を浴びせられるとき、あなたがたは幸いである。

喜びなさい。大いに喜びなさい。天には大きな報いがある。」

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マタイによる福音 5.1-11
諸聖人 祭日 福音朗読
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この季節、朝のミサが始まるころはまだ夜明け前。

三日月がとてもきれいだったけれど、ぼんやりしか撮れませんでした(涙)

でも、お星さまがたくさんキラキラしているの、見えますか?

心の貧しいひとは、自分の弱さを知っているひと。

悲しいことがあっても、神様はちゃんとそばにいてくださるし、どんなことがあっても、イエス様の生き方に倣うひとには、必ず報いてくださる。

そんな信頼と喜びのうちに、一日一日を大切に味わうことができますように。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。