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わたしは道であり、真理であり、命である

そのとき、イエスは弟子たちに言われた。

「心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい。わたしの父の家には住む所がたくさんある。もしなければ、あなたがたのために場所を用意しに行くと言ったであろうか。

行ってあなたがたのために場所を用意したら、戻って来て、あなたがたをわたしのもとに迎える。こうして、わたしのいる所に、あなたがたもいることになる。わたしがどこへ行くのか、その道をあなたがたは知っている。」

トマスが言った。

「主よ、どこへ行かれるのか、わたしたちには分かりません。どうして、その道を知ることができるでしょうか。」

イエスは言われた。

「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。」

**ヨハネによる福音14.1-6 復活節第4金曜日**

最後の晩餐の席で、弟子たちが裏切ったり逃げ出してしまうことを予告したあとも、イエスさまは懸命に、ご自分が必ず戻ってくること、そして神さまの愛について弟子たちにたくさん語ってくださいました。

なにがあっても、神さまはいつもともにいてくださる。そして愛をもって導いてくださる。

心の底からそう信じることができたら、どんなにか安心でしょう。

今日もどうぞ、心穏やかな時間をお過ごしくださいね。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。