太陽を昇らせ、雨を降らせてくださる
しかし、わたしは言っておく。
敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。
あなたがたの天の父の子となるためである。
父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。
自分を愛してくれる人を愛したところで、あなたがたにどんな報いがあろうか。
---------------
マタイによる福音 5.44-46
年間第11火曜日
---------------
この場面を読むと、洗礼準備を進めていたころに神父様が「洗礼を受けて信者になるということは、イエス様の生き方をお手本にして生きるようになることです。到底無理だと思うこともたくさんあるけれど、それでも、ほんの少しでも近づけるように、ということです。」とおっしゃっていたのを思い出します。
神様にとっては、たとえ自分が苦手だと思う人もみんな、愛するわが子。
そのことを忘れないで、日々を過ごすことができますように。
かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。