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2025.2.10 MON SOMPO美術館と三の丸尚蔵館

最近驚くほどよく眠っている。
6:32起床
仕事が休みでよかった・・

昨日は美術館2つ
午前中は新宿SOMPO美術館「絵画のゆくえ2025」
公募コンクールFACEの2022から2024に受賞した作家12名の新作や受賞作品を集めての展示で、知人からチケットをいただいたので初めて行ってみた。
まずは・・新宿駅の歩きにくさに辟易とするところから。小田急が解体されたことによる工事の囲いなどでなかなか西口屋外へ出られない。もともと新宿駅はとても歩きにくいな、と思っていたけれど久しぶりなことも手伝って本当に移動が難しかった。新宿を利用するときはできるだけ南口を使うようにしていたから、西口から出ること自体が久しぶり。やっぱり南口から出てミロードを通って西口へ出ればよかったかも。
SOMPO美術館はモード学園のあの特徴的なビルの斜め向かいにある。駅から5分とあったけれど15分くらいかかった。
一歩中に入れば静かでゆったりとした空間が広がる。
3フロアに分かれた展示。大きい作品が多いのね。
矢島史織さんの作品が好きだ。
針葉樹の森の中に動物が隠れている。人もいるのだけれど、その影はトナカイのよう。足跡や鳥たちを探すのも楽しい。私が撮った写真と全く同じアングルの写真が矢島さんのInstagramにあってちょっと嬉しかった。
会期が2/11まで。

午後は仲間と一緒に皇居三の丸尚蔵館「瑞祥のかたち」へ。
蓬莱山や霊峰・富士、松や鶴、亀、宝船に霊獣といったおめでたいものが並ぶ。
年明けすぐの展示はこういった新春を寿ぐものが多いですね。
展示最初の「宝船 長崎丸」は鼈甲細工が美しい作品。船も帆も、帆を船に繋いでいる紐も全て鼈甲でできている。鼈甲は飴色の黒部分が入っていないものほど高いと聞いたことがあるけれど、大きな帆には黒い部分などどこにもなくて、向こう側が透けるて見える透明感のある飴色、そう、まさに鼈甲色。まさにレベち。最初から皇室の宝のレベルの違いを感じた。
瑞祥モチーフをたくさん描いている若冲も大観などの絵画作品はもちろんだけど、鍛金や螺鈿、陶器などの工芸作品も多かった。驚いたのは黒檀の基台に霊芝が生えている置物。霊芝のカサの部分は木彫ではなくて乾燥させた本物の霊芝だとか!
干し椎茸ならぬ干し霊芝・・こういうものを作ろうと思う想像力がすごい。
鳳凰は振り向きがち(見返り方法)だというのも発見。振り返って見つめ合う2羽、というレイアウトばかり。
見応え十分な三の丸でした。こちらは3月2日まで。


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