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2025.1.30 THU 第73回 東京藝術大学 卒業・修了作品展
5:15起床
しらす大根おろし、だし巻き卵、キムチ、味噌汁、白米
夏の藝祭と並んで毎年楽しみにしている東京藝術大学 卒業・修了作品展。
行ってきた。
土曜日の入場が予約制で既に枠が埋まっていると聞いていたので、平日でも混んでいるだろうと覚悟して行ったが、藝祭の時のような混雑はなかった。
まずは大学美術館から。ここでとても興味を持った作品は久保歩美さんの七宝・彫金の果物たち。久保さんに直接お話を伺ったところ、実りというテーマで色々な人にインタビューをし、気になった言葉を取り出してそこから作品を創造していったそうで、作品はその言葉が記された台座に置かれていた。サンルームのような場所に展示されているので午前中の光が作品をより魅力的に見せている。人にとても興味があるという久保さん、これからの作品も楽しみ。
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藝大生の作品を見るようになってから、自分が日本画や立体作品が好きなのだということに気づいた。それで、こういった時に油画は回らなくなった。作品が多くて時間が足りないということも一因だけど。
ここでは作者と直に話すことができるので、作品に込めた想いや製作に当たっての工夫や苦労なども知ることができるのも魅力だ。
建築専攻の場所には日本の文様、青海波とか千鳥格子とかを立体化してその強度をグラフにしている作品もあった。建築ってランドスケープだったり、マチの課題解決だったり、純粋な設計だったり、本当にさまざま。
大きな絵本、映像作品、染色、打ち込みの布、彫刻、写真、表現の幅は広い。
でも、今年はちょっと大人しめだったように感じた。
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トップの写真は 福澤佑哉さんの「記憶の雑踏」