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文学フリマ大阪12の出店記録

 こんにちは。9/8に開催された文学フリマ大阪12に、『花と春雷』としてサークル参加させていただいた月花と申します。

 今回は文フリ京都に続いて2度目の参加となりました。前回で学んだことを活かし、ややレベルアップした状態で参戦。体感ですが前回よりもたくさんの方にスペースを訪れていただくことができたのではないか·····と思っています。本当に体感ですが。

 せっかくの思い出を忘れてしまわないうちに、経験したことや楽しかったことを書き留めておくために、このnoteを書きました。ほぼ日記みたいなものです。


現地到着まで

 今回の文フリ大阪12は、サークル入場11時からなので、11時ちょうどに友人と待ち合わせをすることに。

 今回は移動に時間がかからないので、まあ朝は8時くらいまでに起きられれば充分だなと思っていましたが、5時に起きた。しかもめっちゃ目が冴えてる。

 緊張したのか、楽しみすぎたのか、自分でもあまりよく分かっていない。とにかく私は5時に起きたし二度寝できるような状態でもなかった。仕方なく5時から身支度を始めました。

 その後は特に何も起こることなく出発。11時には天満橋駅に到着。友人は西口へ、私は東口へと真逆の方向に歩き出したので合流にやや手間どいましたが、OMMビルのアクセスが良すぎて本当に助かりました。地下で繋がっているのがありがたいです。夏は極力外なんて歩きたくないので。


スペース設営

 前回「20分もあれば設営終わるだろ〜」と甘く見積った結果、本当にギリギリまで戦うことになったので、今回はきっちり1時間前に現地に到着。

 自宅でシミュレーションしたときは10分くらいで設営できたので、まあ言うほど時間はかからないだろ、今回はちゃんと練習してきたし、と思っていたのですが、いや普通に終わんないですねこれ

 布敷いて、本出して、ラック置いて、お品書きぶら下げて……とせっせと作業していたにも関わらず時間がガンガン過ぎていく。あと冷房効いているといっても動いているとさすがに暑い。

 ささっと設営終わらせて、残った時間でお昼ご飯を食べてしまおうという作戦だったのですが、とてもそんな余裕はない。気が付いたら開場直前でした。

 なんとか間に合ってよかった……。次はサークル入場10分前に到着するようにします。

今回の設営  ラックを導入しました

 こちらが今回のスペースです。ラックで高さ出しをしたことにより、前回よりも賑やかになり、見栄えがよくなった気がします。ラックはAmazonで購入しました。幅や高さ、重さを吟味していたら購入まで3時間くらいかかった。1,282円です。

 実はPOP立ても新調しました。おかげさまで分解できるようになり、大変持ち運びやすくなりました。あと思っていたよりも軽いです。早く買えばよかった。こちらもAmazonで749円で購入しました。


イベント中

 12時に開場してすぐ、スペース前の通路に行列ができました。近くでプロ作家の方が出店されているようで、ものすごい列の長さでした。位置的にたぶん斜線堂有紀さんかな。

 通路を列で埋められてしまう状態だったので、これ大丈夫かなあ……とやや心配だったのですが、すぐにはけたので全然大丈夫でした。

 列に並んでいる方がついでにうちのお品書きを見てくださっていたので、結果オーライという感じです。

今回のお品書き

 一緒に出店してくれた友人・nemuさんの日記本2冊も加え、計4冊でスタート。

 12時~13時の間、本当に多くの方がブースを訪れてくださいました。おそらく事前に流していた宣伝を見てくださっていた層かと思います。

 この時間帯の来場者さまは、立読みするというより、ささっと本を選ばれる方が多かったような気がします。

 「前回の本(アメリの足跡)が面白かったのでまた買いに来ました!」と言ってくださる方が何名かいらっしゃって、本当に本当に嬉しかったです。既刊の感想を伝えていただけたりもして、ああまた出店してよかったなあと思えました。

 X(いまだにTwitterと呼んでいる)で繋がっている方が来てくださったり、10年間相互として仲良くしてくれている友人が会いに来てくれたり、とにかく嬉しいことが多すぎました。

 その後はややゆったりとし始め、ぱらぱらと立ち読みをされていく方や、たぶん見本誌コーナーから来てくださったのかなあという方が増え始めました。友人の日記本の絵を見て「可愛かったので!」とお買い上げしてくださる方もいらっしゃって、終始にこにこでした。

 新刊の売れ行きは(私の想像よりも)好調で、14:30には新刊・既刊ともに完売しました。

 相変わらず部数を読むのが難しすぎる……。今回は新刊1,500円というやや強気の価格なので、やや少なめに刷ったのですが、さすがにちょっと物足りなかった印象。

 売切れがあまりにも早かったので、自分用の予備も頒布してしまいました。でも慌てて見本シールを貼り替えている間にその本まで売れてしまい、結局30秒で終わった。機会があればそのうち増刷したいです。

 ところで今回の新刊、328ページもある厚めの文庫本なのですが、みなさん普通に買われていくのでちょっとびっくりしてしまいました。えっ本当にいいんですか……!?  ありがとうございます。

 私はこのくらい分厚い本の方がたっぷり書けて嬉しい。ストーリーを短く畳むより、ガンガン広げていきたくなる……。でも原稿が本当に本当に大変だったので、次はもう少し薄い本を出します。たぶんね!

 なお新刊を書きながら悲鳴を上げていた様子については、あとがきとともに別記事で公開しております。

 あとこれは完全に余談ですが、お昼に食べる予定だったセブンのいなり寿司をもぐもぐしていたら、めっちゃこぼれて食べにくかったです。あとパンは食べるタイミングを失いました。サークル出店しているとき、いい感じに食べられる軽食があれば教えてください。

夕飯

 一緒に出店した友人が「コメダの月見バーガーが食べたい!」と言っていたので、天満橋駅の近くにあるコメダ珈琲へ。

 私は何気にコメダでご飯を食べたことがほとんどなく、何にしようか延々と迷った結果、ここは限定の月見バーガーを体験しておくかと決意。

 でもいざ注文しようとしたら品切れ。じゃあカツパンで!も思ったらそれも品切れ。「あと何が残っていますか……!?」と聞いたらサンドウィッチ系がメインでした。最終的にあみ焼きチキンサンドにたどり着きました。

 友人には「2週間分のチキンが食べられる」と言われましたが、その台詞は1年前ユニバでスモークチキン食べているときにも聞いた。

めちゃくちゃボリューミーだ……


 確かに2週間分のチキンでした。ジューシーで美味しかったです!  月見バーガーも気になってきたので、機会があればリベンジします。

まとめ

 2回目の参加ということもあり、前回よりスムーズにいった部分もありつつ、なぜか前回以上に緊張していたような気がします。めちゃくちゃ肩が凝った。

 ですがたくさんの方にブースを訪れていただき、本を頒布することができて嬉しかったです。

 それぞれのサークルが自分のお店を作って、子どもから大人まで会場中を歩き回っていて、すごくワクワクするイベントだなと再認識しました。まさに大人の文化祭といった感じです。

 次に参加するイベントはまだ決まっていませんが、2025年もどこかで参戦できればと思っています。また機会があればよろしくお願いいたします!

一緒に出店したnemuさんの記事はこちらです


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